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「もうこんな時間かー……」

 部活の自主練をしていたら、帰りが遅くなってしまった。
 だけど、家は居心地が悪い義姉貴にとっては、よかったのかもしれない。 
 

 早く帰ってシャワー浴びてーなー、汗臭いまま義姉貴と歩きたくねーよ、そう思いつつ帰っていると、

 前を歩いていた義姉貴が、小走りで走り振り向いた。

「秋斗くん! 見て見て!」

「何がだよ」

 義姉貴は時々、主語がない。まぁ、そこが可愛いんだけど。

「空! 星! すごいよ!」

 義姉貴に言われ、見上げると、

「本当だー、すげーなー……」

 流れ星が流れていた。

 そういやぁ、朝の天気予報で言っていた気がする、「今日は流星群に近い星空が見れます」と。

「ーー……」

 現れては、あっという間に消えていく流れ星に願う。

 ……いや、誓う。

 俺は、義姉貴を守れる、男になる、と。

 この笑顔を、消させない、と。


♡ ✧*。♡ ✧*。


 星空下校、秋斗(あきと)視点でしたー。

 彼は、ちゃんと体を鍛えているソフトマッチョなので、物理的にもお義姉ちゃんを守れる、義弟であります(っ*´∀`*)っ

 いやー、楽しいですねー、ショートショート♡₍₍ ◝(・ω・)◟ ⁾⁾♡

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