小説『天城幸香、教皇的な黄昏に』【ニャンノ世界】
『天城幸香、教皇的な黄昏に』
時系列参照…
駒渡君の家にいきたいな
両親の仕事の都合上で
越してきた駒渡泰揮は
鍛え上げたコミュ力によって
天城幸香と恋人になった。
タロットは女教皇
前回の記憶は
戦車であったから…
一途に愛すことを誓うために
と、ここで、駒渡は?マークを
浮かべる。
(クッ、頭が)
駒渡の脳内に電流走る
「駒渡くん、どうしたの」
「いや、なんでも…いや、天城、僕は以前も、この光景を眼にしたことがあるんだ、それは夢か幻か」
「ふふふ、貴方ってロマンチストなのね」
ロマンチスト…
幻想的な世界と邂逅し
二週目なんだろうと
メタ的なことを思いつつ
2page
家に招いた駒渡、
幸香とは付き合い始めたばかりで、まだ、そわそわしつつも、
どこか、ワクワクするものがあった。
前回の自身ならば、太陽のタロットや色んなタロットと恋愛関係を結び修羅場させたことがあった。
迷宮探索も、ギスギスになっていて、罪なことをしてしまったから、バレンタインは、数多の涙を見てしまった。
重い空気にゃ
させたくない…
一途に愛す
二週目の駒渡は
戦車の里中に心を揺らぎつつも
まっすぐを貫くために
幸香を見つめるのだった。
3page
「これは、駒渡君のやってるゲームなんだね」
「あっうん、今は物理反射よりも物理無効や物理吸収とかにすればよかったなと後悔してるとこ」
「ヨシツネ、物理反射、格好いいと思うけどな」
「吸収にした方が、回復リソースに割かなくていいし、八艘飛びを打てるからね」
「なるほど…物理吸収欲しいかも…」
2人でゲームをした。
ニャルソナ10D(ダイヤモンド)
もとろん、ニャトラスのゲームは完全版を待ってからの購入だ。
「ニャトラスの完全版は絶対だからね」
「そうなんだ、ほうほう」
人は歴史を通じて学びたるのが
真理なのやもしれない…
4page
黄昏時は…神秘的な気持ちになり
感傷に浸る…
風情に思いを馳せながら、
心というものを詠む
心、幻想的な気分は
沈みゆく光に思いを馳せる
「駒渡くん、今度さ旅館来てよ」
「いいのか、天城」
「夏休みだもの」
従姉妹の七実や叔父の遼慈、
遼慈の妻 菜花
も誘おうかと考えつつ、
苦悶する。
セーブ&ロード
がと、スキップだとか
メタ的な思考が浮かび上がるのだった。
5page
苦悶、苦悶式創作、苦悶式土偶
土なる偶像は、
どのように言葉を紡ごうか
悩む…駒渡はどう言葉を紡ごうか…
七実が家族団欒で過ごせるように
温泉を…、七実と菜花さんに支えられて、今があるじゃないか
そして、遼慈がいるからこそ、
一週目の、螺旋迷宮じみた場所をクリアすることができた。
そして、エブリデイ、デイライフ、ジュナス♪
そう、駒渡は一週目の反省から
二週目では健全さを取り戻したいのだから!
6page
何だかんだで、今日は道嶋家で
夕飯を食べる間、漫画を読む
幸香、実家の旅館を継ぐかどうか
一人だったら、悩んでいただろう
しかして、コミュ力MAXの駒渡によって夏のうちにモヤモヤが解決し、恋人になった。
霧に包まれそうな心を
晴らしてくれた駒渡に感謝と愛を
感じている。
「王子様ってのは、私の理想であって、王子様なんかいなくても、今の駒渡くんがいれば前へ進める」
料理は不器用なれど、
少しずつ、上手くなりたいなと
思いつつ、漫画のページを捲るのだった。
呪文
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