小説『境界戦に銃奏込めて』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『境界戦に銃奏込めて』
ノスタリア戦域に派遣された第六冥土隊の冥土ゆりなアンデルセン、周囲は邪狼の群れが彼女を襲わんと迫りくる。しかして、微笑む、機関銃を持って真紅の合奏撃を繰り出し、地表に紅き薔薇が咲き誇るのだった。
【絵物語】
『境界戦に銃奏込めて』
夜は待ってはくれない…
闇は蠢き、光ある者を喰らう
紅き月は闇を加速させ
生者は怯え狼狽する。
ある人が言った
怪物を滅すことが
できるのは
勇者ではない
怪物を越える
狂気を持った存在だと
異界の歪みが開き
邪狼がノスタリア戦域における
アミガルズ領域内を
侵攻していると聞きつけ
冥土隊は織龍賀メアリ率いる
第六冥土隊を派遣する
邪狼に大義名分はなく
欲望のままに
在るものを食べ
在るものを抱く
まさしくケダモノ
そこに正義や悪はなく
愛などなく
混沌のままに
彼らの通ったあとには
骨と血肉しか残らない
残虐で非道…
世界の歪み…
始まりは…
赤ずきんと狼によって
寓話化されたことで
始めて認知された脅威であり
不可解な失踪事件には
邪狼の存在も関係している。
そして、厄介なことに
今回は…群勢で押し寄せてきた
アミガルズは応戦しつつも、
一般の携行火器で何とかなる
ものではなく、
特殊な武器によって
討伐する必要があった。
世界の邪なるものを掃除する
冥府の代行者
冥土隊
そして、
邪狼を滅する機関
緋銃境戒
この2つの組織が共同で
ゆりな育成計画を基に
構築されたのが
ゆりなアンデルセン
である。
「十字砲火の灰に散れ、神に唄う聖火の楽章(クリムゾン・パトリオット)ッ!」
戦神顕るがごとく、
ゆりなアンデルセンの放ち
弾丸は緋色の十字、薔薇咲き誇る
一度放てば止まることのない
闇を喰らう様は猟犬のごとく
美しき楽奏を響かせながら
微笑む、ゆりなアンデルセン
眼鏡の奥で光る
深紅の月…
赤ずきんの祖母に捧ぐ…
緋銃境戒(レッドガンキョウカイ)
Cristian・RedHood
(猫メモ)
本作の制作の動機として
ミラさんの作品
https://www.chichi-pui.com/posts/71cdd24c-cf90-43db-8482-d4da0ed6c796/
にて、コメントで眼鏡三つ編み型のゆりなの名称へのアイデアを求めていらしたので、
眼鏡三つ編みゆりなの印象から
アンデルセン神父が脳裏に浮かび、本作のゆりなアンデルセンを顕現させた次第であります。
ニャンノ世界では、久しぶりのゆりな作品だなとなって胸が高鳴りました。
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