逃げるRQ
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の続きです。
(控室前、悪口を言っていた ひなた と れい。すぐそばに、ヲタクの佐々木(仮名:ChatGPT命名)が無言で立っている)
佐々木(ヲタク)
「……」
神崎れい(冷静・毒舌系)
「なんか臭くない?これはあいつの臭い!?」
南條ひなた(あざとい系)
「えっ!?さ、佐々木さん!?いつから……」
佐々木(怒気を含んで)
「全部聞いてたよ。“気持ち悪い”“顔面審査”“風呂入れ”……。俺のこと、最初からバカにしてたんだな」
れい(冷静だが目線をそらす)
「……まぁ、聞かれたものは仕方ないよね」
ひなた(慌てて)
「ち、違うのっ!あれは、冗談で!冗談で、ちょっと言いすぎちゃって……!」
佐々木
「ふざけるなよ!!こっちは月に何十万使ってると思ってんだよ!?チェキ、グッズ、サイン、交通費、撮影会、プレゼント!俺の給料、全部お前らに使ってたんだぞ!!家賃も節約して風呂なしアパートだから風呂に入れないのはそのせいなんだ!」
ひなた(怯えながら)
「え、ええと……そ、それは、ありがたいことで……」
佐々木
「ありがたい!?馬鹿にして笑って、それで“ありがたい”!?ふざけんなよ!!」
れい(冷静に)
「だから誤解だって。佐々木さんは大切なファンですから、これからも応援よろしくお願いします」
佐々木
「大切なファン?じゃあハグさせろ!」
れい
「それはいくらなんでもちょっと無理だって、なんであんたとハグ。何様のつもり?」
佐々木
「じゃあ!金返せよ!!!」
れい(少し引き気味に)
「ちょっと、落ち着きなよ。そういうのは……契約違反でも何でもないし、返金義務なんて……」
佐々木(声を荒らげて前に一歩)
「“返金義務”!?ふざけんな!!その口で笑ってたんだろ!?“財布”だと思ってたんだろ!?“俺の嫁”だって信じてたんだぞ……!」
ひなた(後ずさりしながら)
「……ご、ごめん、本当にごめんなさいっ!で、でも今それ以上言われると、こっちも困っちゃって……」
佐々木
「金返せぇぇえええええええええっ!!!」
(掴みかかる佐々木だが、命より大事なカメラが邪魔で一瞬のスキが生まれた)
れい
「ひなた、逃げるよ!!」
ひなた
「きゃあっ!わ、わかったっ!!スタッフさん!スタッフさーーーん!!」
(レースクイーンの二人、ヒールの音を響かせながら廊下を全力で逃走。佐々木がそれを必死に追いかけていく)
若いけどヒールのハンデがあるRQ vs 靴は走りやすいけど高齢で重いカメラがハンデの佐々木の競争
駐車場であと一歩のところまで追いつくも足がもつれて佐々木は転倒しカメラを壊してしまった。
呪文
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