138 とある錬金術師の手記
研究材料調達の為に森に出掛ける。
最近は不作の為か、薬草の質と量が芳しく無い。
帰路にて妖精を発見する。
妖精は遥か古代の時代に存在こそしていたという証拠はあるものの、現在の学会ではその存在を疑問視されつつある半ば伝説上の存在だ。
どうやら怪我をしているようだ。
研究も兼ねて保護をしようと思う。
○/▽
保護した妖精が目を覚ます。
酷く怯えた様子でこちらを見ている。
このままでは研究にも支障が出るだろう。
どうしたものか。
○/□
古文書によれば妖精とは人の悪意に過敏に反応するという。
保護しているのはあくまで研究の為であるが、悪意を持ってはならない……なかなかに難しいものだ。
しかしながら、警戒を解きつつあるようだ。
○/*
妖精は原始的ながらも人間と変わりない文化形態を持つようだ。
彼女から私に話しかける様に言葉を発する事がままある。
しかしながら、その言葉の意味は解らない。
どうにかしてコミュニケーションが取れないものか。
◇/○
今日は彼女に古代アルメリア語で話し掛けた。
すると彼女は驚いた様な表情で私に話しかけた。
おそらくだが、彼女は古語で話していたようだ。
これは古代アルメリアと妖精の交流が実際にあったと言う事を表しているだろう。
惜しむ事は、私自身古語が専門外である事、また、その古語の話者はもう存在しないと言う事だろう。
◇/□
遂に彼女の怪我が完治した。
私の部屋を嬉しそうに飛び回っている。
その最中彼女が私の手の上に乗り、まるで私の手を引き踊るように飛ぶ。
感謝を表しているのだろうか。
◇/*
あの日以来、彼女は私にべったりとついてまわる。
それどころか、私が女性に会った日は決まって不機嫌な様子を見せる。
まるで嫉妬しているように。
あのダンスは求愛行動だったのだろうか、だとすればどうしたものか……。
ーーーーーーーー
……なげぇ!
さては読ませる気無いな!?
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