小説『罰楽の園影』【ニャンノ世界】
『罰楽の園影(Eden of Shadows)』
Shadows of Eden
なぜ、Garter天使がこのような格好になったのかには理由があった。
「海藝(シーアート)よりスカートから見えたパンティーはアカンらしいでネン」
主である猫神ニャンノが仰ったので、罰として、ネグリジェ姿で写真集を撮影するように命ぜられたのである。
あくまで、ファッション…
なのだが…
「ニャンノ様、些かこれは…癖じみてませんか」
「クッて言ってみにゃい?」
「クッ、堕天させろ!」
「うーん、言葉の滑らかさ、罰だね、罪だねギルティーだねベイビー」
(おい、この猫神、調子に乗ってるんじゃないか)
「おい、この猫神、調子に乗ってるんじゃないか…だって、」
(はっ!?猫神様への不敬、更なる罰がくっ転べ)
「くっころ天使はねぇ、どうしよう…新たな言葉が浮かばんよね」
(えっ!?何のおとがめもないのか)
「うーん、そうだよ、だって、スカートからパンティー見えたことから始まったのが、ネグリジェ写真集だもん、」
(すみません、ニャンノ様)
「いいもん♪Garter天使の写真集、制作してみたかったんだよね」
(ノリノリですね猫神様)
「ノリノリじゃなきゃ作れないよ、写真集や世界もね」
撮影を終えると
ジュースやお菓子を賜り
猫神ニャンノや
他の天使らも交えて
楽園のティータイムを過ごすのでした。
「数字がさ、Luck及ぼすのに関係あるからさ~不自由だよね~」
「あぁ、わかります」
ガールズトークじみた
会話をして、Garter天使は和んだ。
(前作・全年齢)
『即決、即断、執行セリ』/
『Garter天使は無常に思ふ』
https://www.chichi-pui.com/posts/a56c48ce-2e8c-478c-af3f-70d482116508/
呪文
入力なし