小説『不思議な世界から脱するには』【ニャンノ世界】
『不思議な世界から脱するには』
トリックスターがいて、
シズクは眠るも、
真っ白な世界では
どうすればいいか
悩みに悩んだ。
再び眠る徒然シズク
しかして、其は見ている
試しに、虚飾(コスプレ)の仮面で
トリックスターを睨みつけると、
速度が幾分か下がったので、
「疲れたので眠る!」
といって寝たら、現実に戻れたので…
事なきを得た…
しかして、あの世界は
いったい…
謎が深まるばかりである。
謎が深まると睡眠が…となって…
眠った…徒然シズクは
瞼を閉じるzzz…と
「この世はグットボタンが全てじゃないんだ…騙されるな」
心地よくあるな…
と寝言のように呟く
数量的な幸せに
価値を見いだしたところで
待っているのは
再現なき虚無がある
だからこそ、
カラリとした視線で
物事を見たい…
眠る眠る…zzz…
主語と述語は大事だと
思いつつ、
簡略化された言葉によって
語弊が生まれるからこそ、
物事を記述するといった
場合には自分の力で
書くことの必要性が
活きてくるだろう…
デウス・エクス・マキナ
を機械に任せてしまったら
永遠の螺旋と
虚無がやってくる。
少なからず…
そのような思いが
脳裏を過るのだ。
呪文
入力なし