小説『むうちゃんな冥土ウサギ』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『むうちゃんな冥土ウサギ』
書く力になるのは
いつだって不満げな
思いから構築される
満足した状態では書けないのだ。
其を頭の中で考えつつ、
構築し捉える
しかして、いざ
物語を書けとか
絵本を描けとか
言われると
命令口調だと
尚更、萎縮してしまう
さらに言えば、
企画になると
強制力のようなものを
感じて書く力はなくなり
創作する気力すら衰える
衰退である。
例えば、うちの子を作る企画となると、とんとダメで、うちの子を作る人はよっぽどのファンか物好きぐらいなんじゃないかと思ってしまう。
興味も何の感情も抱かないのに
キャラを作れと言われても…なぁ…
と、冥土ウサギは、うちの子が不足してるわけじゃなく、むしろ、自身の頭の中で降ってくるから、
そうした企画が毎度、登場する度に…「またウチノコか、またウチノコか」と悪しき慣習じゃないかとすら考えてしまうのだ。
こういうネガティブな考えを持つから、明るい題材は描けないし、
毎度、某かの根暗な、特に、
冥土ウサギの場合はダーク
深淵の中の深淵、
むしろ、深淵は冥土ウサギなんじゃないかと感じるほどに…
頭の中が混沌で渦巻いていた。
書いていくうちに力が湧いてくるけど、むしろ、逆、負の感情というものは、睡眠導入剤的な力があって、だけど、書くことをやめさせない…やめさせてくれないのだ。
不思議な魔力、怖いなと畏怖しつつ…冥土ウサギは己の手を恥じてのろいたい気分になった。
我が手はカースオブザハンドってね
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