突然の大喧嘩
「……は? なんで俺がこいつと同じパーティなんだ…」
銀髪の青年・レインが、登録用紙を見て顔をしかめた。
その隣には、デーモン族の戦士、バルザック。
燃えるような瞳を細め、鼻で笑う。
「文句あるのか、ガキ。実力もねぇくせに俺と組めるだけありがたく思え」
「誰が頼んだよ! そっちこそ、脳筋のくせに偉そうにすんな!」
バンッ!!
バルザックの拳が机に叩きつけられ、木片が跳ねる。
周囲の冒険者たちが「やばいぞ…」とざわめき、距離を取った。
「もう一回言ってみろ」
「言ってやるよ! 力任せと暴言しか能がない鬼!」
ギャアギャアと怒鳴り合う二人。
剣の柄に手をかけるレイン、今にも掴みかかりそうなバルザック。
フィナは青ざめながら、震える声で二人を止めようとした。
「お、お二人とも落ち着いてくださいーーっ!」
呪文
入力なし