戴冠式の姫と支配の紋章
学園の総代を務める椎名 遥(しいな はるか)は、豪華な「謁見の間」に立っていた。彼女が臨むのは、彼女の権威を承認する男性たちに、姫への絶対的な服従と、「究極の権威」の代償としての開示を求める「支配の承認儀」だ。彼女の服装は、学校の制服。謁見の間の厳かさの中で、その制服は彼女の「絶対的な権力」を象徴していた。
集まった男性たちは、城の警備員、イベント責任者、そして彼女を崇拝する男性ファンたちで、彼女を「プリンセス」と呼び、熱狂的な眼差しを向けている。彼らの視線は、城の威厳でも、彼女の功績でもなく、制服に包まれた彼女の肉体と、彼女が身に着ける「普段使いのインナー」への倒錯した欲望で汚れているのを、遥は見抜いていた。
(私の権威を求めながら、その内側に潜む卑しい欲望を隠せない男たち。その純粋な渇望こそ、私があなたたちを支配し、永遠の臣下とするための最高の紋章だわ。)
儀式の作法として、男性たちの「開示の要求」に応える形で、姫は普段から使用しているインナーを着用する義務があった。彼女の体には、黒い小さなドット柄がプリントされたメッシュ素材のインナーが着用されている。これは、隠された「権力の背後にある背徳」の開示と、絶対的な支配を象徴するとされていた。
II. 欲望の開示とガニ股の懲罰
男性ファンの一人が「遥プリンセス!我々の承認が絶対である証として、その支配の聖布を、謁見の間でお見せください!」と、卑しくも熱狂的な声で要求した。
遥は、軽蔑を込めた無表情のまま玉座の前の台座へ進んだ。彼女は、この儀式を男性たちの「欲望という名の支配の容認」に変えることを決めた。
彼女は、男性たちの視線が集まる台座に立つと、極めて挑発的に両脚を大きく開き、「ガニ股」の体勢をとり、深く腰を落とした。制服のスカートは、その衝撃的な動作によって大きく持ち上がり、股下から黒い小さなドット柄のメッシュインナーが、全ての男性の視界に、有無を言わさず晒された。
男性たちの間には、謁見の厳かさとは全く異なる、抑えきれない原始的な熱狂が広がる。彼らは、目の前の姫のインナーと、権威への服従という規律の間で引き裂かれていた。
遥は、その屈辱的な体勢のまま、彼らの欲望を嘲笑う言葉を投げかけた。
「よく見なさい。これが、あなたたちがどんな栄誉を捧げても決して触れられない、私の絶対的な権限と、その背徳の紋章よ。あなたたちの心にある、獣のような妄想で、この神聖な謁見の間を穢すことは許されない。」
彼女は、熱に浮かされた中年警備員の瞳を見据えた。
「あなたたちの卑しい視線が、この普段使いの黒いドット柄に向けられている限り、あなたたちは私の奴隷よ。そして、その欲望の炎が、職務や崇拝を凌駕するのなら、誰もいない城の裏の資材置き場で、その汚れた熱を鎮めなさい。」
そして、彼女はさらに続けた。
「あなたたちの下品な要求は、この夢の国の権威とは無関係の、あなた自身の病よ。その病は、あなた自身の力で解消する義務があるわ。さもなくば、その汚れた欲望で、この聖域を汚した罪は重いわよ。」
III. 視線の支配の完了
遥は、男性たちの精神的な敗北を確認すると、ゆっくりと、しかし完璧な支配者としての動作で立ち上がった。
「あなたたちの権威の承認は、この私への服従によってのみ、有効となる。私以外のものに、あなたたちの熱を向けることは許されない。」
彼女は、男性たちを一瞥し、謁見の間を後にした。残された男性たちは、黒いドット柄のメッシュインナーの残像と、冷酷な姫の命令に打ちのめされ、ただただ平伏し、己の欲望を呪うしかなかった。
呪文
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