混浴の温泉露天風呂に入っていたら・・・
誰もいない秘湯の天然温泉露天風呂は、簡単な脱衣所ぐらいしかない、1時間も歩いてこないといけない場所にあった。
一人でここに来た温泉マニアの俺には、この広い風呂を独り占めできるのが何よりもご褒美だ。
「わーい、広いぃ」
不意に背後から女の声が聞こえた。振り返ると、そこにはタオルを巻いた女子4人組が立っていた。
「あ、先客さんだ」
「あ、男の人だ」
「あ、・・・見ちゃった」
「あああ・・・意外と・・・いい体」
いったんそこで止まっている。
「あ、俺はもう出るんで」
「いえいえ、どうぞ、私たちは気にしないで入っていていいですよ」
出ようとすると、その子はタオルを取ってかけ湯を始めた。他の3人もそれに倣ってタオルを取ると、かけ湯をはじめ、順番に風呂に入り始めた。
「あ、丁度いいかも」
「うん」
「気持ちいい」
広い風呂とはいえ、さほど離れていないところにつかっている5人だったので、お互いは認識できる位置だ。若い裸の女性と3メートルほど離れた位置で相対する状態になっている。
「どこから来たんですか?」
先ほどの率先してかけ湯した子に話しかけられた。
「と、東京から。こういう温泉が趣味なんで」
「趣味温泉なんですか?」
「まあ、そうだね。旅行も含めてだけど」
「混浴の温泉が好きなんですか?」
別の子が聞いてきた。
「あ、いや、別に混浴限定ということではなく・・・」
もちろん、やましい気持ちがあるわけではなく、そもそも、誰もいない状態で入っていたのはこちらなので・・・
「でも、女の人と一緒に入ることもあるんですか?」
「いやあ、あんまりないね。おっさんとか猿とかのほうが」
「おさるさん?」
「猿が入ってくる温泉なんかもあるんだよね」
「猿みたいに女の子に発情するとかないんですか?」
「・・・えっと」
「すいません、この子ったら」
なんか話をあらぬ方向にもっていこうとする子がいるので、そろそろ撤収したほうが良さそうだと、頭の中では考えているものの、実は少々下半身が厄介なことになっていて、湯船から上がりづらい。
「じゃあ、そっちに行きますね」
「え?」
一人こっちに歩いてきた。全裸のままほぼ正面に立ち、ニヤリと不気味な笑みを浮かべた。
「それをおとなしくさせないと、湯船から上がれませんよね」
タオルなど湯船に入れてないので、当然、アレな状態だと近くに来ればわかってしまう。
「私たちも、男の人と混浴は初めてなんです。いろいろ教えてもらえますか?」
もう観念するしかなかった。
「まあ、俺でよければ」
その後は、初めての4人パイズリとか、その他いろいろさせてもらいました。
***
三日坊主の音楽家さんの「四人以上でパイズリ」企画
Ame_no_Uzume_no_Mikotoさんの「お風呂でエッチ」企画
くわいさんの「おっぱい温泉」企画
への投稿です。
と言っていいのかしら(^^;
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