境界のタンゲスダム外伝 EP4.3?「例の水着」
宇宙船の修理自体は2、3日で終わるものの、その間、完全に暇になってしまったゼノとルナ。
フィルターはせっかくだから少し遊んでこいと2人を追い出す。
ゼノとルナは、不本意ながらもこの惑星の砂浜に立ち寄る。
ここは観光惑星…年中強い日差しと温暖な気候、豊かな海産資源、そして美しい水平線が広がる惑星ーー。
「…暑いな…」
ゼノは手をかざし空を見上げる。
指の合間から漏れる日光が肌を差す。
こちとら宇宙暮らし、これまで幾つかの惑星に立ち寄ったがここまで日差しの強い星にはきた事がなかった。
暑い…が、茹だるよりも先に気が上がるような心地だ。
コレがチキュウ時代に存在したと言われる、ナツの魔力、というものなのか?
とゼノは1人で納得しながらもキンキンに冷えたドリンクを傾ける。
「ーーゼノ」
彼を呼ぶ声。
声の主はわかってる、ルナだ。
少し待ってて欲しい、と言って離れていたが戻ってきたらしい。
ゼノが振り返る。
「あぁ、ル…ナァ!?」
「ごめん、少し遅くなった」
そこには案の定ルナが立っていた。
ただし、いつものフーディルックではなく扇情的な格好で。
「どうしたの…ゼノ?」
見て良いのものか、そうじゃないものなのか、判断が付かないまま視線を上下させる。
「ル、ルナ…一応聞くけどその衣装服は…?」
「この水着?海に行くならって…フィルターが用意してくれたものだけど…」
そんなに変?と首を小さく傾げる。
しどろもどろに、全然と、返す。
フィルター…ずっと働き詰めだもんな…。
どこか故障したか、変なウイルスにでも感染したか…?
それにしても…、いや…。
と、ゼノは思い返す。
覗き見るようにじろじろするのも彼女に悪い。
「えーっと、ルナ?」
ぴょこんと彼女のおさげ髪が跳ねる。
「その水着?…よく似合ってるよ?」
ルナは少し恥ずかしがって、ありがと、と小さく微笑んだ。
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この水着でエモい感じに持っていくのは無理があるよ!
多分この騒動の元凶の突拍子のない行動は琴音ちゃんウイルスに感染してるという可能性があります。
というかそろそろ本編進めなきゃ…(~_~;)
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