【樹海のかみさま】病室の朝、ち囮の転院手続き
【ハーメルン掲載】紫陽花の季節に会いましょう著:樹海のかみさま ーメス堕ちENDを回避したい男の娘ヒロインは闇堕ちしてみることにしたー3章34話:神社で猥談したくないよりインスパイア
北湊病院。
相変わらず、病室のドアを開ける時は脚が震える。あの光景は生涯忘れることはない。それくらい僕に取ってはトラウマであり憎しみの源泉でもある。
「ち囮……」
頬を撫でる。
体温を感じる。
生きてると、実感する。それだけで充分、それだけでもう良い。
転院自体は割とすぐに済んだ。前にも言ったが大掛かりな医療機器を必要としない以上、北湊の病院である必要はない。
だがそれでも、毎日のケアが必要なことを考えるとそこそこの規模の病院ではあるべきだ。そこで選んだのが『奴奈市』の病院。
翠雨様と出会う前から奴奈市にしようとは決めていた。北湊の隣市だからというのもあるか、1番の理由は神の存在だ。
僕は奴奈に行く前から奴奈川姫という存在を調べていた。翠雨様という力強い味方を得ることが出来たのは結果論だが、少なくとも色恋の神とは違う由緒正しき神がいる土地であれば、そうそう手出しは出来ないだろうと考えたのだ。
「翠雨様、元気かな……」
奴奈市はローカル線で1時間ほどで行ける距離にある。今回は病院の方で出してくれた車に乗って奴奈病院へと向かい、そこでち囮をお願いすることになった。
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