135話⑤ここに地終わり、海始まる
「おのれ、今日こそは」
ロカ岬近海で、地中海から出てくる船を砲撃していたガマの艦隊がダッチマン号に狙いを変える。
「当たらないぜ!」
エリックの見事な操舵で、砲弾の雨をかい潜るダッチマン号。
霧のランプで幽霊船らしく姿をくらまし、上手く逃げた。
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史実のバスコダガマも強引な手段を使っており、植民地主義の悪しき先例を作りました。
撃たれる側からすれば、恐るべき海賊だったのです。
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