お家再興のために身を捧げたお嬢様episode2 閑話及びキャラクター紹介
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「桔梗。私が敗れ、魔王にこの身を穢されることがあれば、その隙をつき、あなたの能力で魔王を撃ちなさい」
「姫。それは聞けない命令です。ならばこの桔梗も枕を並べて……」
「ダメです。これは姫川一門当主の命です。当主の命は?」
「……絶対です」
「ごめんね。でも分かって。これは千載一遇のチャンスでもあるの」
「……は」
「もちろん、そうならないように手は尽くす。でも……もしもそうなったときはお願いします」
魔王の一人である鬼との戦いに赴く前の明夜と狙撃手(桔梗)との会話。
一門に明夜は『姫』とよばれております。
桔梗は涙を堪え明夜の指示を完遂し、魔王の一柱を見事に撃破しました。
■桔梗
姫川家最大の攻撃力を持つ退魔士の少女。
当主に劣らぬ膨大な魔力をその身に宿し、一度に放出できる出力は門下で一番。
その一撃は必殺であり、当たれば魔王ですら無事では済まない。
幼い頃から明夜の世話役であり、今も忠実に仕えている。
武器はスリングショット……というかパチンコです!
一発の威力は物凄いのですが、連射は効かず防御力も紙なので常に隠れる必要があります。
狙撃手の例に漏れず、接近されたら無力です。小鬼にも勝てません。
「姫川一門の退魔の武器は、身に帯びていて不審でないものでなければいけませんので」
「え? んと、パチンコ持ち歩いているのってかなり不審だと思うよ?」
胸は大きめ。
下着はふんどしとさらし。
18禁に置いてあるので、ここで先行で桔梗のえっちな画像も公開。
潜んでいるところを鬼の部下にみつかっちゃったということで……
これにて前半戦終了。
予告を挟んで、後半戦に突入します!
更新ペース遅くなると思いますがお付き合いください。
呪文
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