知の大樹
禁じられた深い深い森の奥にて。
「なるほど……レスランドの連中が欲しがるわけだ」
黒い外套を着込んだ少女は、本を閉じる。
ここは『知の大樹』と呼ばれる巨木の中。
草木に侵食された本棚の並ぶ図書館。
あらゆる知識と歴史が記される、そんな不思議な場所。
「ここの知識があれば、このつまらん戦争に勝つのはレスランドだろうな。
『木を求めて戦争を仕掛ける』とは、うまく表現したものだな」
くく、と笑う彼女は何冊かの本を宙へと放り捨てた。
空間に飲まれるようにしてそれらは消えていく。
「だがしかし、何故エルフェアルの獣共はこの知識を使わない。
――もしくは、あいつらもここの存在は知らんのかもしれないな」
納得がいったように彼女は立ち去っていく。
後に残されたのは、数多の知。
この場所を見つけるのは、レスランドか、エルフェアルか……あるいは……
※うちの子の「ライム」をサラトバに出張させてみました。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 15
- Scale 7
- Seed
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength
- Noise
- Steps 15
- Scale 7
- Sampler DPM++ 2M Karras