叛逆の狼煙 #4
幸いというべきだったろうか。私の力を知るものは、すべて天上の神とやらが引き裂いた後だった。
首を刎ねられるところまでは覚えている。
不死鳥は灰より生まれるという。
見知らぬ土地で未だ燻る灰の中から、私は起き上がった。
あたりの灰をかき集め、どうにか鎧を生み出した。
妹ならもっと上手くやったろうが、私は壊すばかりで作るのが下手だった。
どうやらここはセントレイクのようだ。
なにかの交渉だろうが、おそらく外交かなにかに使われたらしい。
質素ではあるが墓標まである。
大方かの国に引き渡された後、誰かが火葬してくれたのだろうか。
なんとも優しく、平和で、戦など無縁そうな国だ。
さて、どのようにしたものか…
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叛逆の狼煙 #5
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叛逆の狼煙 #3
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