129話③霧の海域
地中海を滑るように進む船。アッシュが対岸を指差す。
しかし船は交易船のルートを外れ、おまけに濃い霧まで出始めた。
「あ、あれぇ!?」
驚くエルル。
「大丈夫、ぜんぶ予定通りでち」
「ここで待ち合わせするの」
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参考にするため、録画していた世界遺産の番組を見ました。
シラクーザはシチリア最古の港町。
【Wikipedia「シラクサ」の項目より引用】
紀元前734年頃、ギリシアのコリントスの植民者たちがこの場所を発見し、低湿地帯を意味するシラコ (Sirako) と名づけたのが起源である。土地が肥沃であり、また原住民たちは彼らに好意的であった。都市は発展し、地中海においてギリシア植民市のうちで最も繁栄する都市国家となった。古典ギリシア語での名称はシュラクサイという。
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