剣道部主将、ツインテールにする
「よう下僕、今日はツインテール調にしてみたぞ!」いつも無口な従姉弟が珍しく良く話す。
「あのな・・・俺はお前の下僕じゃないぞ、孝之だ。それにしても長い髪は洗うの大変だろう?」
「いいのだ! 長い髪は洗うのは大変だが、シャンプーも高級品を使っておる! これがまた香りが良いのだ!」
と言って軽く髪を振る。ふんわりとしたシャンプーの香り・・・ではなく、ファブリーズの香りがした。
「あのさ・・・今日防具被ったか?」
「ああ、自主練で30分くらいかなー」
「あのさ・・・お前の髪からはファブリーズの香りしかしないんだが・・・」
従姉弟は目を白黒させた。慌てて髪の香りを確かめ、引きつった顔からゆっくりと不気味な笑みになっていく・・・
「お前、今度言ったら殺すと言ったよな・・・」美少女の目が笑っていない笑みほど怖いモノはない。
「なんで? 気付いたから言ったまでで・・・」俺は思わず後ずさる。
「放課後、部室で竹刀でボコボコにされるか、私の下僕になるか選択しろ・・・。来なかったらお前の自宅で待っている・・・」と言うとスタスタと行ってしまった。
「なっ! 、どっちに行ってもボコボココースじゃん!」俺は頭を抱えた。
放課後、部室に行ったら従姉弟は朝のことをすっかり忘れていた。こいつの怒りは瞬間湯沸かし器なのだ。
すぐ怒るけどすぐ忘れる・・・猫みたいな奴だ。
でも下僕についてはしっかり覚えていて、結局俺は下僕君となってしまった・・・(;^ω^)
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