蛍と月と水辺のダークエルフ魔界騎士
自然と相性の良いエルフは、時としてタイミング良く素晴らしい光景に遭遇することがある
魔界騎士のダークエルフ、フィアレーネ・エクサリオンも、旅の最中にそういう偶然に遭遇した
綺麗な満月の夜、蛍が飛び交う水辺、いずれも幻想的な光景だ
「……ほう」
良い光景に想像したフィアレーネは、水辺に近づくと、足回りの防具やブーツを脱いで、ゆっくりと水辺に足を入れ、少し中に入っていった
蛍は突然の訪問者には目もくれず、水辺の上空を飛び回っていた
「……ここは良い水場だな。良きマナも溢れている。エルフが水浴びをするのにもちょうど良い。……ふふっ、テルフレッドがいれば、水質調査がしたいと言い出すかもしれんな」
学者気質なリーフエルフのテルフレッドとは、もう一族の者から「もう結婚してやれよ」と言われるくらい仲が深まっている間柄だが、肝心のテルフレッドが告白のタイミングを図りかねているので、気長に向こうの返事待ち状態である(でも度々夜の逢瀬や性的濃厚接触はヤッているので、もうある意味内縁関係と言えなくもない。でもフィアレーネとしてはちゃんとテルフレッドが告白してくれるまでは待ってやろうと思っている)
ただ、こういう自然豊かな場所は、ダークエルフだろうとリーフエルフだろうと、とても好ましい環境である
一説では、こういう自然豊かな場所で交わり合えば、とても良き関係を深めるとも言われている(あくまで俗説らしいが)
「……機会があれば、教えてやるか」
そう言うと、フィアレーネはザブザブとブーツや防具の置いてある場所まで戻り、脚を手ぬぐいで拭いてから防具などを付け直し、その場を離れていった
「……名残惜しいが、今は蛍達の時間だ。邪魔者はいい加減退散しないとな」
そう独り言をつぶやいて、魔界騎士は森の側の道を歩いていくのだった……
呪文
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- Steps 29
- Scale 9
- Seed 941740119
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength 0.95
- Noise 0
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