青ぽに博士
――深夜の研究所。
青ぽに博士:「ついにできた……!“脳をちょっとだけ賢くする液”!!」
(※“ちょっとだけ”と言いながら、フラスコの中は怪しくドロドロ青く発光)
白ぽに(ドアからひょっこり):「博士、また危険な実験してないでしょうね?」
青ぽに博士:「危険? まさか〜。これを一滴垂らすだけで、脳の回転が倍速に!」
赤ぽに(腕組みしながら乱入):「で、その液体は何だ? 前の実験じゃ壁がしゃべりだしたぞ」
青ぽに博士:「今回は大丈夫。改良したから!」
(と言いつつ、メガネの渦巻きが完全に信用できない)
白ぽに:「……博士、それ本当に安全なの?」
青ぽに博士:「もちろん! ほら、見てて!」
青ぽに博士、青い液を自分のコーヒーに数滴たらす。
次の瞬間――
研究室中の神経回路みたいな光がバチバチッ!
青ぽに博士:「ふふ……ふふふふ……ふははは……!」
赤ぽに:「やばい、覚醒した!」
白ぽに:「博士の目がぐるぐる高速回転してる!」
青ぽに博士:「あっはっは! さあ、世界をちょっとだけ良くしようじゃないかあああ!」
(※背景でビーカーが勝手に連鎖反応を起こし、青い煙がモクモク)
赤ぽに:「“ちょっと”って絶対ちょっとじゃないだろ!!!」
白ぽに:「止めてぇぇぇ博士ーー!!」
――研究室、青い光に包まれて軽く爆発。
翌朝。
青ぽに博士(煤だらけ):「……あれ? 記憶がちょっとだけ賢くなった気がする」
白ぽに:「博士、前よりぐるぐるしてますよ……」
赤ぽに:「もう博士の“ちょっと”は禁止な!」
青ぽに博士:「え〜っ!」
呪文
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