小説『戦場進みて勇と成せ』【ニャンノ世界】
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〈構成要素〉
#絵物語 #ニャンノ世界 #反抗作戦
#黄昏梟 #アミガルズ
#MESSちゃん #帆日部ススメ
#斜陽学園 #終末部 #副部長
#小説 #終末 #うちの子
#うちの子自己紹介
【絵物語】
『戦場進みて勇と成せ その1』
斜陽学園 終末部 副部長
帆日部ススメ(18)
姉に帆日部ミサキ(21)がいて、
互いが互いを補いあってネオ越夜隊と戦っている。ミサキと違って色恋沙汰には興味がなく、一匹狼、クールで、暴走しがちなミサキにブレーキ役として止めることもある。部における潤滑油、そんな彼女の眼前に、悩めし者現れる…チチンプイくんだ。
シシヨくんに恋路を譲り、男気を見せたものの…失恋のショックは大きかった。
ご飯を食べれば…何とかなるほど…恋が不可能だと知った時に負う傷は凄まじいものである。
ため息をつく…チチンプイくんに、彼女は呼び掛ける
「いつもは元気な癖にどうした～」
「漢は悩みなど話さん」
「ふぅん、別にいいけど…、でもさ、話せば楽になることあるじゃん、言ってみな…アタシは、空気だと思ってさ」
「はぁ、まぁ、お前さん以外に他に人はいないから、話すか…」
姉との恋に負けた負けメン、チチンプイくんだと知り…
「まぁ、恋は一つじゃないからさ…応援してるよ」
「はぁ、ススメに話してると楽になったよありがとう」
「まぁ、どういたしまして」
褒められ慣れしていないススメは…
ak-47を眺め、荒廃した戦場を見つめる
「なぁ、チチンプイ…」
「どうした、ススメ」
「胸のちっさい、奴は好きか」
「胸の大きさや胸の小ささで価値を判断するのは俺は好きじゃないな、ススメ、お前さんの胸が小さくとも、俺は好きだぜ」
「なっ、まぁ、そうか…うん」
ススメとチチンプイくんの間に恋が実るのか、はたまた絆となるのかはわからない…
けれど、会話をしていて、気分が楽になったチチンプイくんはクールな彼女を尊敬するのだった。
月が照らし、反抗作戦は展開される…
敵対勢力のみならず、未知の勢力が現れるかもしれない…黒と灰色の瓦礫広がる大地で空を見上げて警戒する。
【絵物語】
『戦場進みて勇と成せ その2』
斜陽学園 終末部 副部長
帆日部ススメ(18)
姉の帆日部ミサキ(21)は
シシヨくんを選んだことを知り、
チチンプイくんの心に元気になれるものは
ないかと考える…
エッチなことは…気の紛らわしでしかない…なら、彼女なりに出きることを考えた結果…
「あのさ、チチンプイ」
「どうしたんだ…ススメおっと」
手にしたものはコーラだった。
「これでも飲んでさ、元気だしな」
励まし継続…
焼け石に水なのかもしれないが
恋することが、もう叶わなくなってしまった傷は…1日一夜ですぐ忘れられぬことを
彼女は知っている…
「バディがいたんだ…私には」
一匹狼になる前の彼女は、戦友がいた
しかし、CAPE世界の消失…
晴天アポカリプスにおける戦争など
数多の悲劇が重なり、不慮の事故で失う
「平行世界の因果で起きたって知ってるし、もう手にできない…」
なぜなら、過去として認識してしまったから…チチンプイくんは彼女の見せるその顔に何とかしたいと思った…
大したことはできないけど、できることは
たった一つ、抱き締めて、悲しみを分かち合うことで乗り換えられたらいいなと月夜の下で瞳を閉じる…
【絵物語】
『戦場進みて勇と成せ その3』
蒼穹の彼方…
世界は有限のようで無限…
ニャンノ世界、斜陽学園の周囲には
怪異やゾンビが蠢いていた。
怪物が、月明かりに照らす チチンプイくんとススメを見ている。
この異常な世の中であっても、
彼らにとっては世界であり、非日常でありながら日常であった。
「今でもさ…覚えてるんだ…私を救って代わりに死んでいった戦友の面影を…」
残影…取り戻しようもない…心に残る悲劇の音楽…
チチンプイは、彼女の中に空いた空白を埋めたいと思った…エゴなのかもしれない…自分勝手なのかもしれない…、それでも歌いたい、愛の詩を奏でたくて…共に泣いた…
彼らははち切れんばかりの思いを涙によって昇華せんと泣いた…月の光は微笑んでいるだろうか…自然は不明で不明瞭…未知…
しかし、心臓の鼓動はホンモノだ。
「ススメ、お前の悲しみは俺も背負うよ」
チチンプイくんが呟く
「チチンプイ…死なないって約束してくれる？」
「…死なない…だから…ススメと共に在りたいから…」
悲しみは消えることはない…
しかし、その悲しみが心を成長させ
力強い木として育まれることを
2人は口づけの中で知覚していくのであった…
#絵物語 #ニャンノ世界 #反抗作戦
#黄昏梟 #アミガルズ
#MESSちゃん #帆日部ススメ
#斜陽学園 #終末部 #副部長
#小説 #終末 #うちの子
#うちの子自己紹介
【絵物語】
『戦場進みて勇と成せ その1』
斜陽学園 終末部 副部長
帆日部ススメ(18)
姉に帆日部ミサキ(21)がいて、
互いが互いを補いあってネオ越夜隊と戦っている。ミサキと違って色恋沙汰には興味がなく、一匹狼、クールで、暴走しがちなミサキにブレーキ役として止めることもある。部における潤滑油、そんな彼女の眼前に、悩めし者現れる…チチンプイくんだ。
シシヨくんに恋路を譲り、男気を見せたものの…失恋のショックは大きかった。
ご飯を食べれば…何とかなるほど…恋が不可能だと知った時に負う傷は凄まじいものである。
ため息をつく…チチンプイくんに、彼女は呼び掛ける
「いつもは元気な癖にどうした～」
「漢は悩みなど話さん」
「ふぅん、別にいいけど…、でもさ、話せば楽になることあるじゃん、言ってみな…アタシは、空気だと思ってさ」
「はぁ、まぁ、お前さん以外に他に人はいないから、話すか…」
姉との恋に負けた負けメン、チチンプイくんだと知り…
「まぁ、恋は一つじゃないからさ…応援してるよ」
「はぁ、ススメに話してると楽になったよありがとう」
「まぁ、どういたしまして」
褒められ慣れしていないススメは…
ak-47を眺め、荒廃した戦場を見つめる
「なぁ、チチンプイ…」
「どうした、ススメ」
「胸のちっさい、奴は好きか」
「胸の大きさや胸の小ささで価値を判断するのは俺は好きじゃないな、ススメ、お前さんの胸が小さくとも、俺は好きだぜ」
「なっ、まぁ、そうか…うん」
ススメとチチンプイくんの間に恋が実るのか、はたまた絆となるのかはわからない…
けれど、会話をしていて、気分が楽になったチチンプイくんはクールな彼女を尊敬するのだった。
月が照らし、反抗作戦は展開される…
敵対勢力のみならず、未知の勢力が現れるかもしれない…黒と灰色の瓦礫広がる大地で空を見上げて警戒する。
【絵物語】
『戦場進みて勇と成せ その2』
斜陽学園 終末部 副部長
帆日部ススメ(18)
姉の帆日部ミサキ(21)は
シシヨくんを選んだことを知り、
チチンプイくんの心に元気になれるものは
ないかと考える…
エッチなことは…気の紛らわしでしかない…なら、彼女なりに出きることを考えた結果…
「あのさ、チチンプイ」
「どうしたんだ…ススメおっと」
手にしたものはコーラだった。
「これでも飲んでさ、元気だしな」
励まし継続…
焼け石に水なのかもしれないが
恋することが、もう叶わなくなってしまった傷は…1日一夜ですぐ忘れられぬことを
彼女は知っている…
「バディがいたんだ…私には」
一匹狼になる前の彼女は、戦友がいた
しかし、CAPE世界の消失…
晴天アポカリプスにおける戦争など
数多の悲劇が重なり、不慮の事故で失う
「平行世界の因果で起きたって知ってるし、もう手にできない…」
なぜなら、過去として認識してしまったから…チチンプイくんは彼女の見せるその顔に何とかしたいと思った…
大したことはできないけど、できることは
たった一つ、抱き締めて、悲しみを分かち合うことで乗り換えられたらいいなと月夜の下で瞳を閉じる…
【絵物語】
『戦場進みて勇と成せ その3』
蒼穹の彼方…
世界は有限のようで無限…
ニャンノ世界、斜陽学園の周囲には
怪異やゾンビが蠢いていた。
怪物が、月明かりに照らす チチンプイくんとススメを見ている。
この異常な世の中であっても、
彼らにとっては世界であり、非日常でありながら日常であった。
「今でもさ…覚えてるんだ…私を救って代わりに死んでいった戦友の面影を…」
残影…取り戻しようもない…心に残る悲劇の音楽…
チチンプイは、彼女の中に空いた空白を埋めたいと思った…エゴなのかもしれない…自分勝手なのかもしれない…、それでも歌いたい、愛の詩を奏でたくて…共に泣いた…
彼らははち切れんばかりの思いを涙によって昇華せんと泣いた…月の光は微笑んでいるだろうか…自然は不明で不明瞭…未知…
しかし、心臓の鼓動はホンモノだ。
「ススメ、お前の悲しみは俺も背負うよ」
チチンプイくんが呟く
「チチンプイ…死なないって約束してくれる？」
「…死なない…だから…ススメと共に在りたいから…」
悲しみは消えることはない…
しかし、その悲しみが心を成長させ
力強い木として育まれることを
2人は口づけの中で知覚していくのであった…
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