演目:人魚姫~泡沫の恋~
- 人魚姫(星莉奈):外の世界に憧れる、心優しき娘。
- 王子(ナターシャ):嵐の夜、人魚姫に助けられた若き王子。
- 海の魔女(アリィナ):人魚姫に密かな想いを寄せる魔法使い。
【プロローグ. 海の底、憧れ】
人魚姫は、昔から外の世界―人間の住む世界に憧れていた。人魚にとって陸は、未知の場所。
空の色、風の香り、太陽の光……それは彼女にとって、絵本のような夢の世界だった。
【第1章. 運命の嵐の夜】(2~5枚目)
ある嵐の夜、人魚姫の近くにある船が近づいてきた。その船は嵐に飲まれて制御不能になっていた。
人間の船だ。すると、そこから1人海へ投げ出された。人魚姫は咄嗟に、溺れかけた1人の人間を助けた。
その彼の姿に、人魚姫は――恋をしてしまう。
気を失った彼を浜辺まで運び、影からそっと見守っていた。
倒れている彼に誰かが気づく、人魚姫は人魚の集落に急いで戻って行った。
【第2章. 魔女の秘めた願い、叶わぬ願い】(6~7枚目)
恋に悩む人魚姫は、旧知の中の海の魔女のもとを訪ねる。
魔女は、人魚姫に密かな想いを抱いていた。
彼女の願いを聞いて、魔女の心は張り裂けそうになった……。
「どうしたら、彼と一緒になれるかな…」
(どうして……人間なんかに……。)
「普通の手段じゃ無理ね。諦めなさい…」
「でも…あっ!魔法で、このヒレを足に変えること、人間になることってできる?」
「できなくは無いと思うけど…」
(でも……人間は短命だし、少しの時なら、諦めるまでの時間なら。この子、頑固なところあるし…)
そして魔女は、不完全な魔法を与える――
「声を捧げよ。人間に真実の愛を得られねば、そなたは泡となる。無理なら私のところに来るのよ?元に戻してあげるから」
内心では、「いずれ諦めるはず」と信じていた。
そうすれば、泡になる前に、またそばに戻ってきてくれると。
「ありがとう!」
【第3章. 陸の上、静かな日々】(8~10枚目)
声を失った人魚姫は、浜辺であの時助けた王子に出会う。
「大丈夫かい?立てる?…君、どこかで…」
王子は気づく。
「君…声が出せないのかい?」
人間の姿で、王子の城に迎えられる。
けれど、王子はあの嵐の夜に助けてくれた者が彼女だと気づかない。
だが、人魚姫にとっては、それでも大切でかけがえのない時間だった。
でも、そんな時間も長く続かない。相手は王子、一国の未来を背負っているのだ。
やがて、王子は別の姫君と婚約してしまう。
【第4章. 泡になる夜、それぞれの想い】(11~12枚目)
婚礼の前夜――人魚姫は、泡となる運命を前に、静かに微笑んでいた。
そこに、海から魔女が現れる。
「なんで…戻ってきてくれないのよ!もうやめて、人間なんかに――家に戻ろ?今なら……!」
人魚姫は首を振り、微かに涙を浮かべた。
“好きになったことに、悔いはない”――声はないが、その瞳が強く語っていた。
【終章 最後の朝】
婚礼の朝。人魚姫は波間で、光に包まれながら静かに泡となる。
彼女の姿は、空へと昇っていった。
魔女は、その場所に長く、長く立ち尽くしていた――
波に溶けてゆく泡の残り香だけを、胸に刻んで。
これは、ただ一人を想い続けた少女の恋
【キャプション】
演目の流れ?をイラストにしてみようとしましたが、普通にイラスト足りませんねw
あと、時間かかりますね〜またやりたい時やりますー
ストーリーの大元の流れ設定は私で、ChatGPTに投げて、手直ししました。
呪文
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