ももほうバー初体験記
・奥にはクールな猫のバーテンダーがグラスを磨いていて、バーの雰囲気は本格派。
・この異色な組み合わせが絶妙にマッチしていて、まるで“大人の隠れ家に迷い込んだゆるキャラ”といったユーモラスなワンシーンに仕上がっています。🍗🍸✨
------------------------------------------------
🕯Scene 1:入口のネオンとぷにっと一歩
「ここが…“バール・ミケ”? からあげが、おいしいって きいたの」
夜の街角に灯る、しぶいネオンの看板。
小さな足音が、ドアを「ぷにっ」と押す。
🐱Scene 2:猫マスターとの出会い
「へぇ、小さなお客さんだ。ひとりかい?」
カウンターの向こうに立つのは、タキシード姿の三毛猫。
バーテンダーの手さばきは本物。
「えっと……“からあげ” ください!」
「もちろん。“マスター・ミケ”に任せな。」
🍗Scene 3:唐揚げとの運命の出会い
じゅわっ、と音を立てて出てきたのは、香ばしい極上の唐揚げ。
ももほうくんは、唐揚げを持った瞬間ぷにっと揺れて、
まるで目が星になったかのよう。
「おいしみが…しみわたる…これは……エネルギー…!」
細胞内でATPが一斉に生成されたような、そんな衝撃。
🎶Scene 4:バーの空気と共鳴する
店内では、しっとりとしたピアノジャズ。
他の常連たちは気にせず、ももほうくんにチラリと優しい視線を向ける。
「君、細胞系か?うちの常連にもひとりいるよ。脂肪系だけどね」
マスター・ミケの言葉に、ももほうくんは首をかしげる。
「ファットイエローくんかな……?」
💫Scene 5:ほろ酔いならぬ“ほわほわ”
唐揚げのおかわりを3個目でストップされる。
「君のサイズじゃ、それ以上はカロリー過多だ」
ももほうくんはふにゃっとなって、バーの隅のソファで**“ほわほわタイム”**へ。
やがて、外の雨がやんだころ、
「ありがとう、またきますね…」と、ふわふわと帰っていく。
📝エピローグ:マスター・ミケのつぶやき
「ああいう奴が来るのも、悪くないね」
三毛猫はグラスを拭きながら、
バーカウンターに置かれた小さな足跡をそっと見つめていた。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。