カフェ店員のまどかくん
まどかくんのことを知らないキミたちに教えてあげよう。まどかくんはカフェ店員でありながら女子大生、そして家庭教師をもこなす才女なのである。
ぶっちゃけ私はこの長い常連生活のうちに、まどかくんのことを色々と知りすぎてしまった罪な男なのだ。
「まどかくんこんにちは!」
「あ、いらっしゃいませ!いつもありがとうございます!いつものでよろしいですよね!」
「うん、そうだね。お願いするよ」
「はい、かしこまりました。少々お待ちください!」
あー、癒される。あの爽やかな笑顔。その内面から滲み出る品性と知性。
あーそうそう、まどかくんは都内の某一流大学に通っているのだ。某というのは隠しているわけではなく、ここまではまだ私が持っているまどかくんデータベースに情報が無いからなのだ。
ちなみに、以前は彼女のことを「佐藤さん」としか呼んでいなかったのだが、今では普通に「まどかくん」と呼んでいるのだ。これは私にとって昨年一年における最大の実績と言っても過言ではない。
これだけ親密になってしまったからには、まどか君さえよければいつでも嫁にもらってあげるのだがな、はは。
「あ、いらっしゃいませ!明日寺さんお久しぶりです!」
「まどかちゃんお久しぶりだね、元気にしてた?」
「おかげさまで💕明日寺さんもお元気そうで何よりです」
なんだ?あの親しそうな男は。私の前でまどかくんと親しく話してもいい男はジジイとガキだけだぞ!
フィアンセ候補の私の目の前で嬉しそうに話しやがって、しゃくに障る男だ!
「まどかちゃん、こないだの田舎駅での写真見たよ。相変わらずいいお尻してるねw」
「もう、明日寺さん!あんまり大きな声で言わないでくださいよ、恥ずかしいじゃないですか」
な、なんだお尻って???!!
確かに聞こえたぞ。お尻と言ってたぞ。まどか君もあの恥ずかしさ尋常じゃなかったし、これはただ事ではないぞ!
ど、どうしよう…フィアンセたるもの、勇気を絞ってあの男に聞いてみるか💦
「す、すみましぇん…コホン、すみません、あなたもあの田舎駅でのことを知っているのですか。き、奇遇ですねぇ」
「え?ああ、まどかちゃんのことですか。へぇー、あなたもご存じなんですね。珍しいこともあるもんですね。それじゃ」
あ、あぁぁ!どんだけ淡白な男なんだ。もっと食いついて来てくれよ!気になって夜しか眠れなくなるじゃないか!
またまどかくんの秘密が増えてしまった…しかもお尻(*´Д`)
これ以上深入りをして殴られでもしたら大変だ。今回は諦めよう…。
そのかわり今日から私の心の中ではまどかくんのことを「お尻少女まどか」と呼ぶことにしよう。
【過去のカフェ店員まどか先生エピソードはコチラ】
https://www.chichi-pui.com/posts/3f7bd15f-6fbb-4341-8a87-1c704b3b151b/
https://www.chichi-pui.com/posts/b2ce5e27-e385-48a8-b9ca-c5a626fa08b7/
【田舎駅のまどか先生】
https://www.chichi-pui.com/posts/766d5123-2dbb-4c5d-b910-5a9431591d96/
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