あの・・・読んでください!
それは皆、10年前に亡くなった祖父からのものという。
内容はもちろん知らない。ただ、その手紙を読んでいる時、祖母の顔は輝く笑顔の少女に戻る。
心ときめく思いは年齢など超える恐ろしい力を持つのだ。
好きな人が出来た時、言い出す勇気がなかった。
それを知った祖母が手紙を書いて渡してみてはと言った。
今時、手書きの手紙なんてと言ったが、今だからこそ肉筆の手紙は凄く目立つだろうと言った。
しかし、私はそこで一度も手紙を書いていないことに気付いた。
手紙の正式な書き方は祖母に教えてもらった。
明日、彼には委員会が同じなので下校時に手渡すつもりだ。
相手はびっくりするだろう。今時、肉筆の手紙なんてと思うかもしれない。
でも思うだけでは何も進展しない。
行動してダメならそれもいい。スッキリする。
祖母が言うには、真剣な言葉の手紙が分からない男はバカだから切っていいらしい。
(そんな奴は出世できないと言う。おいおい・・・)
まあ、私はまだ16歳だ。若いのだ! うん、若い!
また、別の恋を捜せは良いのだから・・・。
呪文
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