大型魔力抽出炉
【通称】饕餮炉(とうてつろ) ※饕餮=何もかも喰らう伝説の獣。誰が言い出したかは不明
【分類】広域動力施設/第一級機密指定区域
【概要】
饕餮炉は、魔力を膨大な汎用エネルギーへ変換する大型の抽出炉である。一基で街全体の動力をまかない、鉄道も、工場も、魔導機関のすべてを支える。その内部構造と運用の一切は、第一級機密に指定されている。
【公式の説明】
燃料は、無限迷宮で狩られた魔獣の魔力核および魔術触媒であるとされる。炉はそれを「燃やし」、生命エネルギーを熱と動力へ変える——当局はそう公表している。立ち入りは保守要員に限られ、その全員が沈黙の誓いを負う。
【ささやかれる疑惑】
だが、辻褄が合わない。魔獣の核だけでは、この出力は到底説明がつかない。一部の者はこう囁く——あの炉が喰らっているのは獣ではなく、言葉を解する者たち、すなわち魔族ではないのか、と。
【噂のもと(状況証拠)】
・出力が、投入されているはずの魔獣の魔力核の総量に比して桁違いに大きい。
・炉のある区域の周辺で、魔族の失踪が不自然に多い。そして記録が残らない。
・搬入される「資材」の輸送は決まって深夜で、外から中身は見えない。
・稀に炉が立てる律動を、古い職人は「獣の唸りではない」と口を濁す。
・内部を見た者は、それを語る前にいなくなる。
【当局の見解】
中央封印管理局は、これら一切を「事実無根の流言」と断じている。曰く、魔族は戦後において人であり、燃料たりえない、と。疑う声は、扇動として処理される。
【現状】
真偽は、いまだ確かめられていない。炉は今日も回り、都市は光に満ち、誰も底を覗こうとはしない。疑惑は疑惑のまま、灯りの下に沈んでいる。
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>大概は生きた魔力核がそのまま使用され組み込まれている。
>そしてその製造方法、生きた魔力核の取得方法は、
>極々僅かな者、あるいはその道の開拓者しか知らない。
ここを読んでいてピコーンと来てしまいました
呪文
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