煌めく檻の中で――魔女の舞踏
「ふふ……どうだ?
このドレス、布よりも小さな宝石で編まれていてな……肌が、ほとんど透けて見えるんだ。
見えるくせに、触れたくなる……そんな風にできている」
(腰をひねるたび、チェーンのように連なった宝石が揺れ、太ももや胸元を艶やかに撫でていく)
「……視線、感じるぞ。
お前の目、私の肌を這ってる……そのまなざし、嫌いじゃない。
でもな、見てるだけで満足するような男なら、私は踊ってなんてやらない」
(ゆっくりと近づき、くるりと一回転。ドレスが光の粒を撒き散らしながら、お前の目の前で止まる)
「ねぇ……このドレス、何のためにあると思う?
飾るためじゃない。
誘惑するため……お前を捕まえるために、私はこれを着てるんだ」
(指先で胸元の宝石をなぞり、わざとらしく軽く震わせながら、挑発的な微笑みを浮かべる)
「視線だけじゃ、もう足りないだろう?
ほら、もっと見ろよ。
このドレスの隙間から見える肌も、踊りに合わせて揺れる私も……全部、お前だけに見せてるんだから」
(そっとお前に近づいて、顔を寄せる。唇が触れる寸前で囁くように――)
「……でも、触れたら最後だ。
その瞬間から、お前は私のものだ。
ふふ……契約も、許しもいらない。ただ、堕ちればいい。
この煌めく檻の中で、魔女の熱に溺れて――動けなくなれ」
呪文
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