座敷童の小鈴ちゃん
赤上小織(赤髪兄)「へ?」
部屋にいる時に何者かに突然声をかけられた赤髪兄こと赤上小織。
気が付かなかったがいつの間にか部屋のドアが開いている。
そしてそこには黒い着物を着た無表情で赤い髪のオカッパ頭の少女が一人……。
小織「あ、あんぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ざ、座敷童ぃぃぃぃぃ!……………う、う~~ん…………」
そのままバタリと倒れ込んでしまう小織。眼を回して口から泡を吹いている。
そしてそんな小織を無表情で見下す少女。
そして一言。
赤上小鈴(赤髪ちゃん)「そ、それは…………………いくら何でも酷いんじゃないお兄ちゃん……………………ぐす……」(´;ω;`)ウッ…
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その日の夕食の時間、小織は部屋に座敷童が出たと騒ぎ立てたが、再び座敷童扱いを受けた妹の小鈴が「ひ、酷いよお兄ちゃん…………びょええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!」と大泣きし始めてしまい、それにより先ほどの座敷童が小鈴だったという事を小織が知ることとなった。
なお、何故着物を着ていたかと言うと、物置を整理していたら昔の着物が出てきたので、小鈴が着てみたいと我儘を言って母志織に着せてもらったのだ。だが、この真夏に着物なんか着たら暑苦しいのは当然であり、暑さでへばっていたため小鈴が小織の部屋に行ったとき無表情だったのだ。
なお、この後、妹を座敷童扱いしたために小織は父天馬や祖父伊織からお説教を受け、更に小鈴の「将来結婚してくれないと許さない」などという強迫に近い言葉を受け、口約束ながら妹との結婚を約束させられた小織がいた。
呪文
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