赤髪兄のエイプリルフール
男子生徒1「おう、おはよう。珍しいな赤髪兄、お前から挨拶してくるな……!?」(固まる)
男子生徒2「お前いつも眠そうにしながら入ってくるもんな……!?」(固まる)
男子生徒3「そうでござる。赤髪兄殿は可愛いのだからもうちょっと愛想を良く……ウホッ!」(鼻息荒く固まる)
女子生徒1「そうだよね~。赤髪兄くんもうちょっと愛想良くすれば女子にモテモテ………ハウっ!」(ときめいて固まる)
女子生徒2「そもそも赤髪兄はなよなよし過ぎなのよ。もうちょっと男らしくすればいいのにさ。髪型も……もうちょっとワイルドにしたりさ。まあ、顔はそのままでいいと思うけど………!!!}(無言でスマホを取り出し赤髪兄の写真を撮りまくる)
担任「お~し、お前ら席に着け!………ん?君は何処のクラスの生徒だ?……って!?」(何かに気付く)
赤髪兄「えっと……あの、赤髪兄なんですけど…」
担任「そうだな!お前は赤髪兄だな!」
赤髪兄「はい…」
担任「ところで……先生は一つお前に訊ねなきゃならんことがあるんだが……」
赤髪兄「はい、何ですか?」
担任「お前………何でセーラー服なんだ?」
赤髪兄「え?だって今日は全校生徒で反対の性別の制服を着る日だって……って、あれ?」
担任「ど、どうした……?」
赤髪兄「そう言えばなんでみんな普通に制服着てるの?今日は生徒は反対の性別の制服を着る日だって……」
担任「誰が言ってたんだ?」
赤髪兄「え?俺の従姉……特進クラスの黒幕が……」
担任「すまん赤髪兄……非常に言いにくいんだが……」
赤髪兄「はい」
担任「お前、それエイプリルフールで騙されたんじゃないか?」
赤髪兄「!!!」(固まる)
女子生徒1「あ……赤髪兄くん固まっちゃった…」
男子生徒2「大丈夫かアイツ……恥ずかしすぎて屋上から跳び下りたりしないよな…」
赤髪兄「く………」
生徒たちと担任『く……?』
赤髪兄「く~ろ~ま~く~!!!」(教室を飛び出していった)
女子生徒3「行っちゃった。赤髪兄くん大丈夫かしら?」
・
・
・
赤髪兄「黒幕テメエ!マジでぶっ殺す!」(顔を真っ赤にして怒ってる)
黒幕ちゃん「きゃ、ぎゃはははははははははは!!あ、あんた……本当にその格好で学校来たの⁉私のエイプリルフール嘘を真に受けて!?きゃはははははははは!あんたホントバカね!あはははははははは!!あ~可笑しい!」(笑い転げている)
赤髪兄「今日という今日は勘弁ならねえ!ぶち殺す”!」
黒幕ちゃん「あら?やれるもんならやってみなさいよwww。赤髪兄ちゃん♡www」
赤髪兄「うっせ~!草はやすんじゃねぇぇぇぇぇ!」
ベルト「シスコンシステム起動」
赤髪兄「変態!」
仮面ブラザーレッドヘアー「仮面ブラザーレッドヘアー!ウソをついて俺を騙す奴は地獄に叩き落とす!」
黒幕ちゃん「せっかくだから相手してあげるわ!ぷぷっ……あははははははははは!あ~笑ったわらった!それじゃ……魔法陣展開、おいでませタコさん怪人」
タコさん怪人「ぎゃははははははははは!騙されてやんの!だっせ―!」
仮面ブラザーレッドヘアー「うっせーーーーー!死ねクソ怪人!」
メイド「皆様、たとえエイプリルフールでも嘘はほどほどに」<m(__)m>
呪文
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