ロブ・ロイ
「マンハッタンですか?あー、あれライウィスキーかバーボンをベースに使う事になってまして。お客さんにキープしてもらってるのスコッチだから別の名前になっちゃうんですよね。」
「はい。ベースが変わるだけで、他のレシピは一緒ですよ。味わいも似てますね。」
「はい!わかりました!では、用意しますのでちょっとお待ちくださいね!」
・・・カクテル製作中・・・
「お待たせしました!ロブ・ロイです!」
「スコッチウィスキーとベルモット、ビターズをステアして作るカクテルですね。スコッチウィスキーをライウィスキーかバーボンに変えたら、有名なマンハッタンになります。」
「味の違いも・・・うーん。ぶっちゃけベースのウィスキー次第なんですよね。一応全体の傾向としては、ロブ・ロイがさっぱりめで、マンハッタンが甘めって感じかなぁ。」
「ただ、ベルモットの甘味が出るのはどっちも同じですし、やっぱ味似てるんで、どっちかが好きならもう片方も大体好きだと思いますよ。慣れてくると使うウィスキー変えてみるのも面白いです!」
「おっ。その反応はこのカクテル気に入りましたね?色んなウィスキーでこれから試してみたいんですか?良いですね!一緒にお客さんの好み探していきましょう!」
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このベースだけ変えたら、名前が変わるって言うのが面白いなぁっていうのが、最初にお酒ハマった理由でした。
今回のスコッチか、ライ・ウィスキー(バーボン)かだと差は大きくないですが、ラムをテキーラ、ウォッカに変える・・・はベースのお酒の個性が出て来て面白かったんですよね。
ロブ・ロイもマンハッタンも人気だし美味しいのですが、例によって度数は25度以上と高いです(;'∀')
マンハッタンはマリリン・モンローの映画で人気ですが、ロブ・ロイもスコットランドの義賊が元ネタになっていて、小説や映画にもなった関係で知名度は結構高いです。
そんな関連もあって、スコットランドでは英雄の名を冠したこちらが人気なようですね。まぁ、スコッチ原産国ですからそりゃそうですが^^;
ちなみに自分の行きつけのバーは、キープしたお酒をベースにしたものだけ使ってカクテル作ってもらえば、チャージ代タダにしてくれるとこがあります。
そこで、キャプションのお客さんのようにスコッチだけキープしてたのですが、それだとこのロブ・ロイになりますよって教えてもらったのが最初の出会いでした。
こういうのが無かったらお酒にハマることもなく、こうやってちちぷいにも投稿しなかっただろうなと思うと感慨深いものがありますね。
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