小説『久方ぶりの戦闘員』【ニャンノ世界】
『久方ぶりの戦闘員』
りそねえは、戦闘員
人間のように見えて
超人的な力を持つため、
使い捨ての駒として扱われていたが、
タメゾウが見つけ介抱する
タメゾウにとっての理想のお姉ちゃん
になってほしいと願われて
以降、この戦闘員は
りそねえという名で生活している時代であるが…
彼女は戦闘員であることを活かして
傭兵としてアミガルズと契約してたりと
彼女なりの生活を築こうと、日々苦労しつつも、何とかタメゾウのために何かできることはないか考え続ける。
それは、ターミネーターか?
使命とは異なる愛なのか
羽織りし外套にて灯る熱き旋律を奏でながらタメゾウに行ってきますを言って、反攻作戦を開始するのだった。
反攻作戦に使用するものとして、
機動性とムササビのように
移動できることから、
このような黒ずくめの格好が
主流となった。
思えば、敗北し、
戦闘員として奮闘しつつも
戦況を覆せなかった
ことはアミガルズ側として
黄昏梟として思うことがあり、
だからこそ、
勝利者よりも敗北者の方が
さらなる世界観を紡ぐ力となれたのは大きいものだ。
タメゾウは、りそねえの
サポートをしているし、
ジャンクから、ガジェット関連のアイテムを作るのが好きであり、
それが生きる生活源となっているため、
この試みは彼女にとって、嬉しいものとなっていた。
The・Bubbleのコードを有した
彼女と似た存在をホッカイロウにて
出会うことになるのだが、
世界には幾重にも似たような存在がおり、然れども、それぞれに紡ぐ物語の道たるものには個性がある。
「婉曲的な述べ方をするのは、道化師なのかな」
空に向かって呟く…りそねえ
空想と理性、
理性は狂気によって成されるのだろうか…
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