晴アポ余話:スカイペネトレーターにて
一人のシンカロンがスカイペネトレーター内部の端末内のデータを解析していた
すでに神の繭に関するめぼしい情報は既に「適切な処理」が施されている
黄昏梟の主力は神の繭争奪戦、およびテレポータープロジェクトに動員されており、重要度が低いと思われていたこの区画内で何を探しているのか?
シンカロンの手が一瞬止まり、AI画像解析プログラムを走らせ始める。
…どうやら目当ての「お宝」が発掘されたようだ。
画面を目まぐるしく動くものは…気象図、そのどれもが荒れ狂う嵐の様相を見せている。
それはまさしく終末期における気象兵器の暴威であった。
シンカロンは解析を見ながら満足そうに眼を細める、通常の気象では起こりえない「ノイズ」つまり人為的な痕跡の発見である。
気象兵器、それこそがここに眠る財宝である。スカイペネトレーターは終末を乗り越えてなお、建造物の多くが現存していた、気象兵器に抗える都市用の気象制御装置があったという確信をもってこのシンカロンは情報の発掘作業を行っていたのである。
「発掘作業」を終え、足早にこの場を立ち去りながらひとりごちる。
「気象兵器の場所は傭兵の彼に抑えて貰う、停戦への工作は君に頼むぞMUNI」
シンカロンの光学センサー上に"remote control off,Activate MUNI"のシステムメッセージが表示された。
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赤酸漿さんの発掘の日に参加します。
ちょうど晴天アポカリプスのボツ案があったので若干の手直し
気象レーダー画面はFLUXで出力してます。表現の幅が広がって出来る事増えた。
呪文
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