ウェスティリア国史XXXⅦ:Part③remake
そして最後は左のグランゼン大統領と右のエルフェアルの太守が演説した
先ずグランゼンの大統領が演説した
「サラトバ大陸に住む生きとし生けるもの全ての方々……グランゼンを統治しとる者じゃ、はじめまして。よいか?魔皇軍に最後まで抗い続けようぞ。儂らはウェスティリアで戦い、エルフェアルやレスランドでも戦い
、グランゼンではますます自信を持って戦う。
たとえどんな犠牲を払ってでも、儂らはサラトバを守ると誓おう。」
そして最後にエルフェアルの太守が演説を締めくくった
「我々は森で戦い、穀倉地帯で戦い、山岳や海辺で戦い、水辺で戦う……我々は決して降伏しないし、今のところ信じてはいませんが、サラトバあるいはこの世界が制圧されて飢えに陥ったとしても、その時は黄泉の彼方から我々の英霊が再臨し神と共に勝利が来るまで戦いを続けることでしょう。勝利したその暁には旧世界の柵を壊し団結と友好のために歩み出そうではありませんか……あっ!名乗るのを忘れてました!(*ノω・*)テヘ……はじめまして!エルフェアルを治めています太守です!サラトバ大陸に住む皆様!以後お見知り置きを!以上!」
そして演説は終わり魔法映像は切れた
演説後にエルフェアルの太守はグランゼンの大統領に話かける
「緊張しないで演説出来るなんて凄いです!僕も見習わなくちゃって思いました!年の功ですね!」
それを語られたグランゼンの大統領はエルフェアルの太守に舌鋒鋭く返す
「な〜にが年の功じゃ……あんたエルフじゃろ?世の中にはその容姿で騙される奴がいるんじゃろーなー?あざといの〜……ほれ!ほれ!この部屋には儂の国とお前さんの国の関係者しか居らんから本当の年を言うてみ?儂が敬語で話さなきゃいけないかも知れんからの〜」
「「えへへへへ」」
余談ではあるが……後に一部のサラトバ大陸住民から大人気になる黄金コンビはこの時に誕生した
呪文
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