5/25 ようやく帰ってきたか。しかしだ、何故・・・私がお前を待たねばならないのか疑問だ。
帰って來るなり、厳しい声で出迎えてくれたのは、リビングルームで寛いでいた少佐だった。
「・・・ありがとうございます。少佐の様なお方に罵倒されてでも、嬉しいものですね。」
素直な気持ちを口にしたが、どうもご機嫌を損ねさせたみたいだ。
「まぁいい・・・些細な事だ。・・・で、その何だ・・・お、・・・」
何か言い出しにくい事でもあるのかな。
「お?・・・あっ、お土産ですか。・・・少佐も女性でしたね。」
といって、しまったと思ったがあとの祭り状況になってしまった。
「私を女性扱いしてくれるとは、君は随分と紳士的なんだな。バトー達とは違う訳だ。」
なんか凄い事を聞いてしまったような気がした。
うん、そうだよ。愛用の銃口を向けられなかっただけでも良かった・助かったと思わねば。
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追記
ドンドンッ
いきなり自宅のドアを叩く音が聞こえてきた、そして聞いたことがある声が続いた。
「間違いねえんだよっ、少佐がここにいるのは確かなんだよっ。蹴破るぞっ、トグサ・・・。」
確かに聞いた事があるバトーさんの声 (by 大塚明夫 氏) だった。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ、ここ一般人の住居でしょ・・・マズイですって。」
続いて聞こえたのはトグサさんの声 (by 山寺宏一 氏) だった。
「・・・アイツら、待機していろと命令してた筈なのに、困ったものだな。」
少佐が少し不機嫌そうな声色で気持ちを口にした。
仕方ないな、と思い玄関のロックを開けて2人を招き入れた。
デカッ・・・とバトーさん、体格がスゲーッと思っているとズカズカと部屋に入ってきた。
「おう、お邪魔するぜ。旦那・・・狭いなぁ。まぁいいや・・・少佐、迎えに来たぜ。」
「ゴメンな、直ぐ帰るからって、おい・・・バトーさん、あっ少佐、どうもです。」
「2人とも待機命令を無視するとは、どういう魂胆だ?」と、問い質した。
「・・・だってよ、いきなり居なくなったと思って探したんだぜ。」
「そうですよ、少佐。・・・時間が無かったにしても、メッセージ位残して下さいよ。」
と2人とも、少佐の事が心配だったみたいだ。
「ここは、何か不思議な空間らしい。心配しなくてもいい、要件が終わればすぐ帰るから。」
と自分に向けて返答した。
「ハイ、大丈夫です。少佐、ありがとうございました。」と敬礼した。
「プッ・・・様になっていないな、素人が慣れない事をする必要はない。」
笑われてしまった。
「オイオイ、結構面白いモノを見つけたぜ、ほら・・・。」
「おっ、結構いい趣味してるね、君は。」
と2人が手にしていたのは、自分の私有物のおもちゃだった。
「渋いねぇ・・・ガバメントだぜ。」
「こっちは、グロックじゃないか。」
部屋の奥に仕舞っていた電動エアハンドガンを取り出していた。
2人とも急に馴れ馴れしい態度で、
「「いい趣味してるねぇ、嫌いじゃねぇぜ、旦那。」」
「いい加減にしろ。」
と、かかと落としがバトーさんの後頭部に落ちた。
義体化しているとはいえ、まともに食らったら一溜りもないなぁ。
ガクッと膝から崩れるようにバトーさんの身体が沈み込んだ。
「すまんな、・・・では、我々は早々に退散するとしよう。行くぞ、トグサ。」
「えっ、手伝って下さいよ、バトーさん重いんですから。」
そういって、3人は私の部屋を後にした。
・・・はい、妄想劇はここまでです。
では、また少佐をお呼びするかもしれませんね。
バトーさんとのバディーコンビも、画像生成が出来たらいいなぁと思っています。
では、この辺で失礼致します。
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