宇宙ステーション ロボットとの会話 1
ここから少女とロボットの会話が始まる
ロボット:
「わたしは、この宇宙ステーションで気象制御に関する研究をしている科学者でした」
「宇宙船が落ちる直前、ロボットに意識を転送し、スリープ状態になったのです。生身の人間では助からないと思いましたので」
「今は、、いつですか」
少女:
「2140年です」
ロボット:
「ああ、、では、戦争から56年も経っているのですか。この世界はどうなっていますか」
少女:
「終末事変が終わってから、ずっと夏の状態が続いていて、、人類はもう直ぐ滅亡するって言われてます。でもまだ私たちは生きています」
「教えてもらえませんか。あのとき何があったのか。知っているのですか」
ロボット:
「ようやく、宇宙ステーション外殻のセンサーにアクセスできました、、なるほど、、確かに外は夏の気候になっているのですね」
「本当にあれから長い年月が経っているのですね」
「わかりました。私が知っていることを教えましょう。私は軍人ではなく研究者ですから、しがらみもありません」
「この宇宙船で、私は気象兵器の研究をしていました。私たちだけでなく、当時は世界中で研究されていました。核以外の兵器として、国一つに影響を与える兵器としては、それが最も有効であると考えられていました」
「そして、この宇宙ステーションで1つの成果を達成しました。特定の地域の気候を、1つの気候に固定化する技術を確立させたのです」
少女:
「気候の固定化?」
ロボット:
「特定の地域の気候を、冬だけにしたり、夏だけにしたりできる、ということです」
「やろうと思えば、惑星全体を1つの気候に固定することも可能でした」
少女:
「それで、この星の気候は夏だけになってしまったんですか?」
ロボット:
「いや、、詳細な軍事作戦は知りませんが、、冬に固定すると聞いていました」
「冬に固定した後、我々はナゴヤの地下シェルターで敵国が滅びるまで過ごし、その後、この惑星の気候を夏に固定することで、凍った大地を溶かし、人類が住める環境に戻す予定でした」
「使われる順番が逆になってしまったのですね。墜落のショックで爆縮が起こり、夏に固定化する方の爆弾が作動したのでしょう、、」
少女:
「今、冬のほうを使えば、相殺されて元に戻りますか」
ロボット:
「そうはなりません。恐ろしいほどの極寒の冬になります。氷河期レベルの冬が到来するように設定されているはずです」
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