『消螺鴉厨ー情報型厄災ー』【ニャンノ世界】
これは、全国悪人面集会にて記録されてる
データである。
許可なく閲覧した場合、
追跡者による報復が待っているため、
閲覧の際は、窓の管理人に断ってから
閲覧するように…
彼らがウイル1ス3スをこの世に放って
しばらくして、互いに今後の方針に関して
話し合うことになった。
イルナ・ギークス
「どんどん、新種のウイルスを使って、他の世界に厄災撒きたいのだけど、どう」
ジョイ・コント
「イイネ!どんどんさ、相手の脳内をバグらせていこうよ!」
ジョイコンは、とにかく楽しいという理由で相手の脳をバグらせたくて堪らないようだ。
イルナ
「もっと世界を巻き込んでいくスタイルいいと思うよ」
ジョイ
「皆で競争するのもいいかもね」
ビット・マインハック
「俺たち兄弟が最速で終わらせる」
ドット・マインハック
「光速で終わらせるのかい!兄貴」
ビット
「ウイルス最速理論を提唱したいな、余はウイルスも車となんら変わらんよ」
マインハック兄弟には、矜持がある。
そして、独特の理論があった。
彼らは兄弟はスピードも重視した
ウイルス開発に命をかけていた。
ウイル1ス3スの尻尾や移動に関するプログラムは彼らが関わっている。
タテノ・バグス
「ジワジワと侵食しなければ…圧倒いう間じゃつまらんやろ」
イルナ
「相変わらず性格悪いなお前は」
タテノ
「俺は苦しむ様を見るのもドラマがあって好きなんだよ、足掻いて足掻いて沼に沈む様子をな」
彼は速度こそないものの、一度感染させたら、ジワジワと侵食し、回復不能なほどのシステム破壊を得意とする。
そのため、味方からも危険な人物だと言われており、ウイル1ス3スの攻撃部分は彼の開発が深く関わっている。
ジョイ
「でも、一人だとヒーローに殺されるから、バグスさんもうちに入ったんだよね」
バグス
「まぁな、この世界は一癖も二癖もある奴らばかりだからな」
バグスは危険人物であると同時に、
強さのレベルを理解していたし、
ニャンノ世界の在り方もわきまえていた。
でしゃばれば消えるし
この世は狂人、強者に溢れている。
明日の命が唐突に終わることもある。
バグス
「だからこそ、記憶を得て情報に価値があるからな、俺たちハッカーはウイルスを使って上手いこと生きていくわけだ」
イルナ
「さすが、他の世界でも渡り歩いてきただけあるね」
バグス
「猫たちには充分苦しめられたからな…思えば円や白虎からの追撃を交わすことがらできたのは奇跡だぜ」
消螺鴉厨は、他の世界にいた経験もあった。その世界では特殊能力者たちがいて、
猫や犬などが戦う世界で…だけど、
ニャンノ世界よりも古くからあった、その世界は、病んでしまったことで消した世界である。
ジョイ
「彼らは元気してるかな」
イルナ
「私たちと同様に、ニャンノ世界あるいはどこかの世界で元気にやっているだろうよ…」
天井を見上げるイルナ
イルナ
「さて、皆、今宵も彼らの脳内をハックしていこうか」
口角上げて化物じみた笑いをしながら、
対象の記憶を奪うのさ…
さながら、彼らは盗賊
厄介な者たちである…
だからこその厄災が此処にある。
呪文
入力なし