熟女化し、怠惰の泥に堕ちる
自室も見知らぬ独身女性の殺風景な部屋で、昨日まで暮らしていた両親の姿もない。
途方に暮れていると、さらに肉体の変化が進んでいく。
髪はパサついて艶を失い、胸やお腹に脂ぎった肉が纏わりついていく。鏡を見ると、目も小さくクマができた、陰気なそばかす女の顔つきに変わっていた。
「な……なんなの、これぇ……」
戸惑う間もなく、脳裏によぎる、喪熟女としての記憶。SNSの裏垢で繋がった好事家のおじ様たちと性に明け暮れる毎日。
暗い部屋でエロ垢を貪って妄想自慰を繰り返す日々。
「うへへ……き、今日は何をオカズにしようかなぁ……」
気づけば困惑は消え去り、喪熟女としての夜を迎えようとしていた。
呪文
入力なし