ダッチマン号参上!②
「ダッチマン号の乗組員はみな、迷える子羊」
それぞれの無念を晴らすまで、大海原を彷徨う定め。
「ところで。ここへ来る途中、人魚の歌声が聞こえたけど」
舵輪を握る操舵手エリックを、シスターが見る。
「故郷のシチリアに残してきた恋人そっくりなんだ」
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