模擬戦!
その姿は堂々としており、鋼鉄そのものが意思を持ったかのような威圧感を放っている。
「では、勇者様。遠慮なく参ります!」
その宣言と共に、騎士団長は一瞬で距離を詰め、美桜ちゃんに剣を振り下ろした。
「ひゃっ!」
美桜ちゃんは鋭い剣閃を軽やかにかわし、軽快に跳ねる。
次々と繰り出される攻撃を見事に避け、観衆から驚きの声が漏れた。
「わわわ。本気なの?」
「全力を出してください!勇者様の力、ぜひ拝見したい!」
騎士団長の声は真剣そのもので、美桜ちゃんの動きを見極めようとしている。
美桜ちゃんは困ったように苦笑いを浮かべた。
「うーん、本気かぁ……」
その瞬間、騎士団長が力を込めた一撃を放った。
地面を震わせるほどの衝撃が周囲に響き渡り、美桜ちゃんは軽々と宙に飛び上がって避ける。
「うわ、危ない!」
空中に浮かんだ美桜ちゃんの目に、突如として眩い光が宿る。
「ああもう、仕方ないよね……!」
次の瞬間、美桜ちゃんの目からエネルギービームが放たれた。
それは一直線に騎士団長の剣を捉え、激しい閃光と共に剣を彼の手から吹き飛ばした。
剣は遠くの地面に突き刺さり、場が静寂に包まれた。
騎士団長は一瞬呆然とした表情を浮かべたが、すぐに口元に微笑を浮かべ、深々と頭を下げた。
「これは……驚いた。これほどの力をお持ちとは。まさに伝説の勇者だ。」
周囲の騎士たちからは、どよめきと感嘆の声が上がり始める。
その様子を遠くで見ていたミユ姫が、美桜ちゃんの元に駆け寄ってきた。
その目は興奮で輝き、声を弾ませて話しかける。
「すごいです!ミオちゃん!これがジェーケーというものの力なんですね!異世界のジェーケーの方々は皆あのような力をお使いになるのですか!?」
「あははは……えっと、それは私だけっていうか、なんていうか……」
美桜ちゃんは苦笑いしながら頭をかく。
ミユ姫はそんな彼女の反応を気にする様子もなく、さらに興奮した様子で続けた。
「とにかく勇者としてのミオちゃんの力を拝見しました!本当に素晴らしいです!」
続く
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あらすじ
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前回
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次回
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今回は騎士団長との戦いの様子を作ってみました♪
やはり異世界でもビームを撃っておかねば!w
呪文
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- Scale 7
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