ヒノメ
遠い遠い、遥か昔、それこそ神話そのものが常世にあった古から語り継がれている存在――神。
特にヒノイには国名をヒノイと改める前から多くの神の存在が語られ信じられていた。
ヒノメもまたその数多の神の一人とされている。
そして、ヒノメは殆どの神が世に顕現しなくなってしまった現代に於いても訳あってその姿を保っている稀な存在でもある。
しかし他の神と同じくその姿を現代で見たものは皆無であり、その理由はヒノメの性質にあった――
ヒノメは常に眠っているようなもので一瞬起きたとしても寝ぼけたまま動き、動き終わった後はその場ですぐ寝てしまう神の世でもとても変わった性質の持ち主。
それは伝承にもそう語られていてそれだけだとただの寝てばかりの神、という印象を与えるがそうではない……ヒノメは寝ていても常に全身は炎を纏っていて見ている夢によってその火力も増減する。そして寝ぼけたままのその体で動き、動き終わればその体をその場に横たわらせ、しかも神界随一と言われるその壮絶な寝相の悪さで寝ながら広範囲を移動してしまう。
ヒノメが動き寝ながら動いた跡はもはや地獄…と言ってもよいほどの有り様……正に天災であった。
幸か不幸か、一度眠ると永き眠りとなる為に他の神々や神々が見えなくなった時代では残された人々が秘境の地に神殿を築きそこに封印することで被害は回を重ねる毎に小さくなっていった、とされている。
そしてヒノイが次元衝突に巻き込まれたその震動、別世界のものに由来する波動や鼓動を感じ、ヒノメの永き眠りが予定より早く覚めそうになっていた――
(続く)
※全て違う容姿のように見えるヒノメであるが、全て同一のものであり違うく見えるのは見た人の心によって姿形が変わるから(という設定妄想)
※他の神々の姿を見なくなった…と独自設定のつもりで書いてしまいましたが他の神々もこの期に姿を現したり等はあると思います(というよりそうでないと自分も他の神を投稿出来ない💦←)
※4枚目が寝ながらピースしてるように見えるが気のせいである←
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