小説『凪瀬ウミはクマが好き』【ニャンノ世界】
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【絵物語】1ページ
『凪瀬ウミはクマが好き』
イマジナリーフレンドの
テディポップハピタと話す
お風呂から上がり、さっぱりとした
気分…テディポップハピタが聞き役になる
「ハピタ…今日もメガシラと一緒に帰れたよ」
「おぉ、其は、凄いじゃないですか」
テディポップハピタはテディポップ商会の
構成員である。表向き、彼らの前ではイマジナリーフレンドとして振る舞っているが…彼らを監視、情報収集のために派遣された諜報員なのだ。
なぜ、凪瀬ウミが、監視されるのか…
ウミ・ソラ・テラの父親がネオ越夜隊における師叶【氷結のアモル】で真剣塾(しんけんぜみ)の塾長をし、叶徒らを鍛えていた。寡黙なれど、仲間思いで優しい彼が…なぜ、世界を破壊し、黙示を成そうと思ったのか…、ひとえに子供のためであった。
ニャンノ世界は残酷だった…
紛争や抗争に溢れ…
アモルにとって
願うのは…争いに巻き込まれることのない我が子が安心して暮らせる世界を望むことだった…
アモルは写真を見つめ、夜空を見る…
「ウミ・ソラ・テラ…」
赤子の頃の三人の写真を見て、アモルは
心の信念に従ってネオ越夜で戦っていた。
ところ変わって、ウミは気分が上々だった。なぜなら、メガシラくんが自身のことを好いてくれてることを知ったからである…
「これからも、もっと…アプローチしようかな」
だけど、考え込んでいたのも事実で…その点は反省であるとウミは思いつつ、
テディポップハピタに今日あった出来事を嬉しそうに話した。
「これから…取材と称して一緒に温泉旅行とか…いいかも…」
考えるだけで楽しみが広がっていく様は
まさに…シャボン玉なのかもしれない…
【絵物語】2ページ
『凪瀬ウミはクマが好き その2』
メガネを外し横になるウミ
彼女の部屋はテディベアやクマ印の小物が多い…
クマの生態で好きになった所があるのかもしれない…クマは臆病なところ…
ウミも寡黙で人見知りな所があった…
加えてモフモフで、蜂蜜が好きな所がキュンとしたりと…いつの間にか、クマ要素にクマの虜になっていた。
「クマさんの…着ぐるみもいいかも…」
瞳を閉じて考える…、空想好きなウミは
創造の大海原にて、メガシラと一緒に冒険に出る映像が浮かぶ…一緒に好きなことをする…
表情には出ていないが、
ウミの心はワクワクとドキドキで
満たされていた。
呪文
入力なし