小説『ホラーに憧れた黒猫です』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『ホラーに憧れた黒猫です』
ホラーに憧れた黒猫は
テレビの中に閉じ籠る
黒猫は狭いところが好き
テレビの中は
砂嵐にあふれているのか
少し不気味で、
けれど、その不気味さが
心地よい印象を抱いていた。
ホラーがテレビで
テレビがホラーとして
機能しており
黒猫は怪異や不思議な存在と
話し合うことで、交流を図る
時々ノイズがはしることは
あるが…黒猫は我慢しながら
その空間を享受する。
人は常にノイズがはしらないことはなく、ストレスに苛まれるように動物だからとか、無機物だからとかで、ストレスはないと断じてはいけないのである。
追及するなら、無知な状態を晒した怪異と相対すと、言い知れぬストレスに苛まれることはあるわけで、運用の方法を知らずに好き勝手振る舞うということは…結果的に首を締めることに繋がるわけで、
そうした、闇が道を止まらせ、
悩ませ、砂嵐のごとき精神状態になるのやもしれない。
呪文
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