ログインする ユーザー登録する
投稿企画「#リゾート」開催中!特設ページへ ▶

苺と眠気と温かい飲み物

使用したAI ちちぷい生成機能
「……んぅ。ねえ、これ本当に飲めるの?」

銀髪をふたつに結った少女が、苺の絵が描かれたマグカップを両手で持ち上げ、ふにゃりとした表情でこちらを見ていた。カップからは湯気が立ち上り、甘い香りが部屋に漂っている。

「飲めるよ。ちゃんと蜂蜜も入れたし」

「蜂蜜? どろどろの?」

彼女は怪訝そうに眉を寄せた。その赤い瞳は少しだけ焦点が合っていない。パジャマの袖から覗く指先が、カップの温かさを確かめるようにきゅっと力を込める。

「蜂蜜はとろとろで、甘くて、元気が出る魔法の汁だよ」

「魔法の汁。ふーん……」

彼女は納得したのかしていないのか、ゆっくりとカップに口をつけた。湯気で少し鼻先が赤くなっている。一口飲むと、ぱっちりと目が開き、頬がわずかに上気した。

「おいしい」

「でしょ?」

「うん。でも、これ一口飲んだらもっと眠くなっちゃいそう」

彼女はカップを抱えたまま、再びとろんとした目つきに戻る。どうやら、温かさと甘さが彼女の戦意を完全に喪失させたらしい。

「まだ寝るのは早いよ」

「だめ、あくびが止まらないの。……ふぁぁぁ」

彼女は大きな口を開けて欠伸をすると、そのままマグカップを枕元に置こうとして、ふらりとこちらに倒れ込んできた。そのまま彼女の体重がこちらに預けられる。

「……重いんだけど」

「動かないで。……あったかいから」

彼女はそのまま、苺の香りだけを残して微睡みの世界へと落ちていった。結局、この魔法の汁は、彼女を眠りへと誘うためのものだったらしい。

呪文

入力なし

夜空さんの他の作品

夜空さんの他の作品

すべてを見る

おすすめ

メンバーシップ

桜彩夢華
8

桜彩夢華

500コイン/月以上支援すると見ることができます

期間限定アプリコットパイ
2

期間限定アプリコットパイ

100コイン/月以上支援すると見ることができます

深淵のプリマドンナコーデ
20

深淵のプリマドンナコーデ

580コイン/月以上支援すると見ることができます

花庭の魔女見習い
13

花庭の魔女見習い

580コイン/月以上支援すると見ることができます

狐巫女姉妹
2

狐巫女姉妹

100コイン/月以上支援すると見ることができます

草原少女113~119
7

草原少女113~119

100コイン/月以上支援すると見ることができます

猫🐈とおだんごちゃん🍡✨169~175
7

猫🐈とおだんごちゃん🍡✨169~175

100コイン/月以上支援すると見ることができます

湖畔の水精霊
13

湖畔の水精霊

580コイン/月以上支援すると見ることができます

関連イラスト

コレクション

すべて見る

ちちぷい生成機能のイラスト

すべてを見る

トレンド

すべてを見る

ユーザー主催投稿企画

すべてを見る

新着イラスト

すべてを見る