154話⑧唯識論
現実もそうだが、夢の世界はより過激に心を映す。
シャルロッテが家族を奪われ、孤児となった涙の夜。
クワンダとの別離が心の古傷を開かせ、仲間の姿さえ見えなくした。
もう一度、自分の居場所へ帰りたい。
そんなとき、塔の噂を耳にした。ガヤの象徴、悟りの塔。
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何かと口喧嘩が絶えなかったかもしれません。
それでも、クワンダはシャルロッテの育て親に近い存在だったのでしょうか?
以前、ソルフィンの過去の夢に割り込んできたシャルロッテ自身の過去。
再び、フラッシュバック。
【参考】85話①心の傷
https://www.chichi-pui.com/posts/c17e5841-ddb5-44bc-bb8e-ac5dcdbe0468/
唯識論は、唯物論の逆?
(厳密には違う模様)
現実世界もそれだと分からない、高度な仮想現実かも?
夢の中で仲間の姿が見えなかったのは、シャルロッテが心を閉ざしたままだったから。
夢渡りができない理由もそれ。
心を閉ざした状態のシャルロッテを巻き込むほど、聖地ガヤの夢のチカラは強大?
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