GPU学園帰宅部 #02 帰宅部勧誘
「へぇ~、色んなクラブがあるんですね! どれにしようか迷っちゃうなぁ」
ちちぷいちゃんはパンフレットをめくりながら、きらきらと目を輝かせた。
「どのクラブも楽しいと思うわ」
ししょちゃんも微笑む。
そのとき──
──ドカーン!!
ものすごい勢いでドアが開き、爆風のごときツインテールが跳ねる。
「話は聞かせてもらった!!!」
「わっ!?」
ちちぷいちゃんは驚いて飛び上がり、ししょちゃんも思わず一歩引いた。
ため息混じりに、ししょちゃんがぽつり。
「……クセ強すぎクラブの代表格」
現れた少女──美桜ちゃんは、勢いそのままにちちぷいちゃんへ詰め寄り、叫んだ。
「君が転校生!? よし、君も帰宅部に入ろう!!」
あまりの急展開に、ちちぷいちゃんは目を白黒させた。
「えぇ~~~!?」
困り果てたちちぷいちゃんに、ししょちゃんが助け舟を出す。
「転校生が困ってるわ。手荒な真似はやめてほしいの」
美桜ちゃんは、ばつが悪そうに笑ったあと、ぴょんと一歩下がる。
「……ま、今日は顔見せだけってことで! 本格的な勧誘はまた今度ね!」
そう言うと、いたずらっぽくウインクして、ツインテールを揺らしながら去っていった
ぽかんとするちちぷいちゃんを残して、美桜ちゃんは嵐のように去っていったのだった。
続く
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