ピコミンの研究
夏、セミがミンミン鳴いている。
こんなに暑い日はクーラーの元で涼むのが一番だ。
しかし、家のお姉ちゃんは変だから。
暑いのに窓をあけて研究をしている。
気になったので聞いてみた。
「ねえちゃん何してるの?」
「ん?ピコミンの研究」
「ピクじゃなくてピコミン?」
ねえちゃんの部屋はごちゃごちゃで、
昼飯を食うのも遅い、
其だけ、のめり込んでいると
気になるじゃないか。
「ねえちゃん、覗いてもいい」
「いいよ、ほらこっち」
ピコミンを覗くと…、
「オマエ、ワシノリョウチアラシトッタンカイナ、アホンダラァー!」
「アァンブッコロスゾコラァ!」
バァン、抗争勃発
「オォー、コワイネェー、アカトアオガアラソッテイルカラー、ギョフノリネラッチャウヨ~」
赤、青、黄、
「まるで、ピ」
「ピコだから」
「いや、ピ」
「いったら、ころすから」
お姉ちゃんの目はマジだった。
それ以上言ってみろ、殺すぞと言っているかのようだった。
「わっわかったよ、ごめん」
「わかれば、よろしい」
「あっ、おねえちゃん、ん?ジンギのうた?」
『ジンギのうた』
色んなカシラが
そこかしら
組がいる
今日も埋める、捨てる、流される
そろそろわからせよ~かななんて
あ~あ~シノギを削って
シャバの空気を吸いたいな~
・・・
お姉ちゃんの闇は深い
(猫メモ)
プロンプトはピ○ミンです。
ピコミンはピ○ミンでカシラが旅立った後に、派閥に別れて抗争することになりました。
おねえちゃんは蠱毒のようにピコミン同士を争わせ、最強のピコミンを作ろうとしています。
ご飯に来るのも、寝るのも遅く、
ずっとピコミンを観察している
変なネエちゃんです。
好きな映画は
『仁義あったら争い起こらんわ』
っていうB級極道映画です。
呪文
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