響く剣戟・炎の夜襲
聖都西方の島々に、武装した蛮族共の船が襲撃を繰り返すようになっていた。
もともとは交易国家のセントレイク、大変動で突如として内陸部のみを残して国土の大半を失ったのだ。
もちろん国境防衛隊そのものを、大変動で喪失していた。
急遽外縁部警備隊が編成されたが、即席であることは否めず、蛮族に対し後手に回らされていた。
* * *
蛮族…そう、セントレイクの民から「突如出現した好戦的な蛮族」と思われているのは、シラクレナの武士たちだった。
彼らからすれば突如背後に巨大な湖が現れ、河を伝って得体の知れない水軍が押し寄せてきたのだ。
戦乱の世にあれば攻防一体。やられる前にやるべき。手柄を立てる好機…そう考える者たちも居たのである。
* * *
「…間に合わなかった…!」
警備隊小隊長、エルフの『疾く駆ける』バーチは呻いた。
これでも灯台物見からの「風の声」を聴き、即座に部隊を動かしたのだ。
だが、水辺の漁村はすでに炎に包まれていた。
同じく物見からの連絡で、住民の待避が済んでいることだけは救いか。
「!!!!!」
凄まじい殺気を感じてバーチが飛びすさると、見慣れぬ装束に身を包んだ男が佇んでいた。
腰に差した刀の柄に手をかける。
「ほう…剣気を感じたか。強き『もののふ』と見た」
「蛮族…」
(こいつ、手練れだ…本当にただの蛮族なのか…?!)
バーチは魔法の短剣を抜くと、低く身構えた。
男がさらに腰を落とし、バーチを見据えて間合いを計る。
(動いたら…やられる…!)
次の一瞬…!
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大規模イベント、初めて参加させていただきます。
え? ヒノイやフェンテスじゃないのかって?
普段手元で描かせてるのファンタジーが多いんですもんさ…
こういう絡み(かつ異国間絡み)描かせてる人がまだあまりいないので、作ってみました!
和装の男の人って簡単に出てこなくて難しかったよ。
シラクレナ所属のみなさんのプロンプトあとで見せてもらおっと!
(プロンプトによるt2iのあと、Regeional Prompter、ControlNet Openposeで姿勢調整、Inpaint・Sketchでさらに調整です。武器を整えるのはポンだしじゃ難しいですね。)
※西と東、間違えてたので訂正!
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
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