黒柴あずきは無糖派です
「ブラックが飲みたいワン」
「大丈夫か、苦いんだぞ」
私はあずきがブラックを飲めるか心配だった。
「実はご主人の作るコーヒーの匂い好きだったよ」
「そうか、だけど、犬にコーヒーは飲ませてはいけないからな、何かあったらいけないから」
「ご主人」
袖をつかまれる。
小さな手と小さなあずき…
私を見つめる瞳…曇りなき目が私の心を揺さぶる。
「私、もう、人間だよ、犬耳はあるけど、飲めると思う、それに…」
あずきは、私をまっすぐに見つめて
「共有したいの!犬の時じゃできなかったことを!」
あずきの言葉は真剣だった。
嘘や含みを持たせない、心のメッセージに、私は心うたれる。
「わかったよ、あずきは人間だものな」
「ワン!」
犬の鳴き声で答えるところは、
あずきらしい…
こうして、私たちはコーヒーを飲み、
ちちぷい文化祭の2日目を終える。
「今日の晩飯、何、食べようか?」
「うーん、牛丼とか!」
「いいかもね」
帰り道ではご飯の話で盛り上がった。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
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- Steps 56
- Scale 10
- Seed 833428454
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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