レスランド・辺境の村の物語5
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彼女の努力が実ったのか、少しづつではあるが土地が息を吹き返し始める。それと共に、同様に住居を失った人々が集まり始めてきた。
傍から見れば単なる難民の寄り合いではあるが、そこには確かに共同体が形成され始めていた。
持ち寄った物資を使い、家を建て直し、荒れ果てた農地を耕し直す。その作業は大変ではあったが、皆協力することでどうにかこうにか乗り切ることができつつあった。
ただ……その集積された物資の中に、不可解なものが一つだけあった。見た目こそ何の変哲もない木箱ではあるものの、しっかりと錠前が掛けられた頑丈なものなのだ。
持ち主は見つからず、合う鍵も見当たらないため中には何が入っているのか皆目検討もつかない状態だったが、それでも何とも言えぬ不可思議な雰囲気だけは感じ取ることができた。
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